オフィスに最適な加湿器の選び方 | おすすめ商品2選を紹介

オフィスに最適な加湿器の選び方 | おすすめ商品2選を紹介

オフィスは長い時間を過ごす場所であり、大人数が密集しがちであるため、風邪が流行りやすい空間といえます。また、事務作業で歩き回ると、埃が舞い上がって不快に感じる方もいるでしょう。

このようなオフィスならではの悩みは、加湿器を置くことで解消できるかもしれません。この記事ではオフィスに加湿器を設置するメリットや、オフィス向きの製品の特徴について紹介します。オフィスを快適な空間にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

オフィスに加湿器を設置するメリット

オフィスに加湿器を設置するメリットとしては、次の3点が挙げられます。

・風邪や感染症の予防につながる
・花粉やウイルスの飛散を防げる
・肌や喉の乾燥を防ぎ快適な空間が保てる

これらの点に魅力を感じる方は、ぜひ加湿器を導入してみてください。それぞれの特徴について詳しく解説します。

 

風邪や感染症の予防につながる

人の身体には、ウイルス・病原菌の侵入を防ぐ機能があります。たとえば粘膜には「絨毛」という細かな毛があり、身体に侵入しようとする異物を「絨毛運動」によって排出してくれるのです。しかし乾燥した空間では粘液量が低下してしまい、絨毛が活発に動けなくなります。そのため乾いた空間では身体の防御機能が弱まってしまい、結果として風邪を引きやすくなってしまうのです。

しかし加湿器を使って湿度を40%〜60%に保つと、身体のバリア機能がしっかりと働いてくれます。そのため加湿器を導入することには、風邪や感染症を予防する効果が期待できるのです。

 

花粉やウイルスの飛散を防げる

加湿器を導入して湿度を高めると、花粉やウイルスの飛散を防げることもポイントです。乾燥した空間では、花粉やウイルスは湿気に邪魔されることなく空気中を自由に漂ってしまいます。また、くしゃみや咳による飛沫も遠くまで飛びやすくなってしまい、感染が拡大しやすくなってしまうことも難点です。

しかし加湿器でオフィスを潤しておけば、湿気によって花粉やウイルスの飛散を妨げられます。身体の防御機能を高めるだけではなく、花粉やウイルスの動きそのものを抑制できることは大きなメリットだといえるでしょう。

 

肌や喉の乾燥を防ぎ快適な空間が保てる

乾燥は身体の防御機能を衰えさせるだけではなく、「乾燥肌」「喉のイガイガ感」「ドライアイ」「髪のパサつき」などさまざまな不調をもたらします。あまりにも乾燥した空間では不快感から集中力も途切れがちになり、なかなか仕事も進まないでしょう。快適な空間で仕事をするためにも、オフィスに加湿器は不可欠だといえます。

 

 

加湿器の種類は大きく分けて4種類

加湿器の種類は、加湿方式によって4つに大別されます。それぞれのメリット・デメリットとあわせて見てみましょう。

 

加湿方式

超音波式

ハイブリッド式

気化式

スチーム式

特徴

超音波で水を微粒子にして加湿する

複数の方式を組み合わせている

気化を利用して加湿する

水を沸騰させて加湿する

メリット

運転音が静か

加湿性能に優れる

運転音が静か

電気をほぼ使わず省エネ

加湿能力が高い

デメリット

煮沸されないため衛生面に注意

煮沸されないため衛生面に注意

本体価格は少し高価

加湿能力が低い

煮沸されないため衛生面に注意

電気代が高い

稼働音が大きい

それぞれオフィスに設置するとしたらどのようなメリット・デメリットがあるのか、さらに詳しく紹介します。

 

超音波式加湿器

超音波式加湿器はタンク内の水を「超音波」によって振動させ、それによって細かなミストを作り出して加湿します。運転音が静かなため、稼働音で集中力が切れてしまうようなことはないでしょう。また、ある程度の加湿能力も期待できます。

 

 

ハイブリッド式加湿器

ハイブリッド式は「熱と気化式」「熱と超音波式」など、複数の加湿方法を組み合わせた加湿器です。それぞれの方式のメリットも組み合わさるため、高性能な加湿器だといえるでしょう。比較的加湿能力が高いにも関わらず、運転音が静かなことも特徴です。

ただしハイブリッド式も加湿時に煮沸するわけではないため、お手入れを怠ると雑菌が繁殖する可能性があります。また、高性能な反面、本体価格は他の加湿器に比べると少し高価なことが多いです。

 

気化式加湿器

気化式は水を含ませたフィルターなどに風を当て、水を気化させて加湿します。消費電力が非常に少なく、経済的に使用できることはメリットだといえるでしょう。ただし、加湿する仕組みとしては濡れタオルを干しておくのと同じであるため、加湿能力はそこまで高くありません。また、フィルターが常に湿った状態になるため、雑菌が繁殖しやすいこともデメリットの一つです。

 

スチーム式加湿器

水を沸騰させて加湿するのがスチーム式で、加湿スピード・加湿量に優れており、広い空間であっても加湿しやすいことが特徴です。ただし水を沸騰させるほどのエネルギーが必要となるため、消費電力が多いことはデメリットだといえるでしょう。また、運転音が比較的大きく、オフィスに置くと騒音を気にする方もいるかもしれません。

 

オフィス向け加湿器の選び方

加湿方式ごとの特徴もふまえ、オフィスに導入する加湿器を選ぶ際は、次の6つのポイントを意識してみてください。

・適用畳面積
・静穏性
・衛生的に保てるかどうか
・お手入れのしやすさ
・省エネ性能
・デザイン

それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

 

適用畳面積を確認する

加湿器には製品ごとに、加湿できる範囲である「適用畳面積(適用床面積)」が決まっています。オフィス空間は自宅空間に比べると広いため、しっかり加湿するためにも、購入前に適用畳面積を確認しておきましょう。なお、一般社団法人日本電機工業会規格が公表している「加湿能力」と「適用畳面積」の関係性は次のとおりです。

定格加湿能力 (mL/h)

一戸建木造住宅 和室

一戸建住プレハブ住宅 洋室

200

6

3

9

6

250

7

4

11

7

300

8

5

14

8

350

10

6

16

10

400

12

7

18

11

450

14

8.5

20

12

500

15

9

23

14

600

17

10

26

16

あくまでも目安ではありますが、参考にしてみてください。

 

静穏性で選ぶ

先述したとおり、あまりにも運転音が大きい加湿器を設置すると、集中力が切れてしまうかもしれません。また、ミーティングや電話の支障となる可能性もあります。そのためオフィス用の加湿器を購入するときは、運転音も確認してみてください。

音の大きさは「dB(デシベル)」という単位で表し、一般的な会話は60dB程度、ささやき声は30dB程度とされています。そのため運転音が30dB~40dB程度の加湿器なら、業務の支障となることはないでしょう。

 

衛生的に保てるものがおすすめ

内部で雑菌・カビなどが増殖した加湿器を使い続けると、オフィス中に悪い菌が散布される可能性があります。加湿器が散布した菌に起因して、「加湿器肺炎」と呼ばれる症状が見られるケースもあるため、スタッフの健康を守るためにも衛生的に保てる加湿器を選ぶようにしましょう。

タンク内に黄色ブドウ球菌・大腸菌・緑膿菌などがいたとしても、煮沸消毒することで1分以内に99%も殺菌できるといわれています。そのため衛生面を考えると、加湿時に煮沸消毒できるスチーム式、もしくは水タンクなどを丸ごと煮沸消毒できる製品を選ぶと安心です。

 

お手入れのしやすさで選ぶ

煮沸消毒できる加湿器だとしても、分解・組立が面倒な構造だと、お手入れの頻度が少なくなってしまうかもしれません。スタッフの負担を増やさないよう、お手入れのしやすい加湿器を選ぶことも重要です。

パーツが少なく、なおかつフィルターが使われていない「フィルターフリー」の加湿器を選べば、手間なくお手入れできるでしょう。

 

省エネ性能をチェック

オフィスで長時間にわたって使うからには、省エネ性能もチェックしておきましょう。昨今は電気代も高騰しているため、消費電力が大きすぎる加湿器は避けたほうが経営への負担を避けられます。

 

オフィス空間に合うデザインを選ぶ

あまりに無骨な加湿器を設置すると、スタッフはもちろん、来客者からの印象もあまり良くありません。好印象を抱いてもらうためにも、オフィス空間に合う落ち着いたデザインの加湿器を選んでみてください。スタンドもセットになった加湿器だと、デザインに統一感が生まれます。

 

オフィスにおすすめの加湿器2選

ここまで紹介したポイントをふまえると、CAREPOD社の加湿器はオフィスにおすすめのポイントを兼ね備えています。「超音波式」「ハイブリッド式」の2種類がラインナップされていますが、どちらもデザイン性が高く、どのようなオフィスにもマッチするでしょう。

また、「内カバー」「水タンク」「振動子」の3パーツのみで構成されており、分解・組立が簡単なフィルターフリーの構造であることも特徴です。ステンレス製の水タンクは丸ごと煮沸消毒して殺菌することも可能なため、衛生的に使用できます。

さらに、CAREPOD社の加湿器には「フローティング技術」という、タンク内の水位にあわせて振動子が浮遊し、加湿量を一定にする技術が用いられていることもポイントです。オフィス内をムラなく加湿でき、広めの空間であってもしっかり加湿できます。オフィス用の加湿器を探している場合には、ぜひCAREPOD社の加湿器を使ってみてください。

 

CAREPOD

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)

CAREPOD

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)

28,000円

38,000円

それぞれの加湿方式ごと、さらに詳しい特徴も見ていきましょう。

 

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は超音波式の加湿器で、加湿量は最大300cc/h、運用床面積は22.68㎡(14畳)まで対応しており、オフィス空間でも問題なく使用できます。運転音は35dBと非常に静かであるため、仕事の支障になることもありません。

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能
時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 150ml/h、 2段 230ml/h、 3段 300ml/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、超音波と低温加熱を組み合わせた加湿器です。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングすることで加湿します。熱を使用するものの、あくまでも「低温加熱方式」であるため、他社製品と比べると省エネ性能が高いことが特徴です。

また、運用床面積は22.68㎡(14畳)ですが、加湿量は最大440cc/hであるため、より加湿性能を重視する方はこちらのハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)を選んでみてください。加湿性能を高めつつ、運転音は35dBに抑えられていることもポイントです。

 

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W

加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h

保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

38,000円(税込・全国送料無料)

また、専用の加湿器スタンドもラインナップされており、材質は「スチール」と「ウッド」の2種類から選べます。どちらもワンランク上のデザインであるため、オフィスや会議室のインテリアとしてもおすすめです。

種類

専用スチールスタンド

専用ウッドスタンド

大きさ

W53cm × L53cm × H53cm

W38cm × L38cm × H74cm

材質

アルミニウム合金・電気亜鉛メッキ

松の木

重量

2kg

2.5kg

単体価格

7,000円(送料別)

7,000円(送料別)

加湿器とのセット価格

43,000円(加湿器価格込・税込・全国送料無料)

 

まとめ

感染症や花粉症対策として、オフィスに加湿器を導入することは非常におすすめです。しかしオフィスに導入するからには、広めの空間をしっかりと加湿でき、なおかつ静穏性能・省エネ性能・お手入れのしやすさ・デザイン性に優れた加湿器を選ばなければなりません。

CAREPODの加湿器は2種類がラインナップされていますが、どちらもオフィス用として必要なポイントを兼ね備えています。オフィス用の加湿器を探している場合には、ぜひCAREPOD社の加湿器を使ってみてください。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
製品の詳細はこちら

▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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