スチーム式加湿器の電気代はどのくらい?節約方法とあわせて紹介!
スチーム式加湿器は加湿性能が高く、雑菌の繁殖を抑えやすい、他の加湿器と比べてお手入れがしやすいなどさまざまなメリットがありますが、電気代がかかりやすい点はネックといえます。この電気代の高さが気になり、スチーム式加湿器を購入しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、スチーム式加湿器の電気代目安や、節約方法について詳しく紹介します。
目次
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube Pro Plus (J60HV)
スチーム式加湿器の電気代目安
電化製品を動かすときにかかる電気代は、次の計算式で求められます。
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1時間あたりの電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(円/kWh) |
スチーム式加湿器の消費電力は、300〜800Wが主流です。電気料金単価については全国家庭電気製品公正取引協議会が定める31円と仮定すると、スチーム式加湿器にかかる電気代は次のように計算できます。
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消費電力 |
1時間あたり |
1日あたり(8時間使用) |
1か月あたり(30日) |
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300W |
9.3円 |
74.4円 |
2,232円 |
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500W |
15.5円 |
124円 |
3,720円 |
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800W |
24.8円 |
198.4円 |
5,952円 |
使用する製品や、運転モードによっても異なりますが、月額で約2,000〜6,000円程度の電気代がかかると想定されます。
「スチーム式加湿器」と「他の種類の加湿器」の電気代を比較
それでは「スチーム式加湿器」と「他の種類の加湿器」は、どのくらい電気代に差があるのでしょうか。加湿方式ごとの目安も計算してみましょう。

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加湿方式 |
消費電力の目安 |
1時間あたり |
1日あたり(8時間使用) |
1か月あたり(30日) |
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スチーム式 |
300〜800W |
9.3~24.8円 |
約74~198円 |
約2,232~5,952円 |
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気化式 |
5~20W |
0.2~0.6円 |
約1.2~4.8円 |
約36~144円 |
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超音波式 |
20~40W |
0.6~1.2円 |
約4.8~9.6円 |
約144~288円 |
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ハイブリッド式 |
100~200W |
3.1~6.2円 |
約24.8~49.6円 |
約744~1,488円 |
こうして比較すると、スチーム式加湿器と、最も消費電力の小さな気化式加湿器とでは、電気代に40倍以上もの差が生じる可能性があることが分かります。超音波式やハイブリッド式と比べても、スチーム式加湿器はとくに電気代がかかりやすい加湿方式であることは否めません。なお、今回の試算は1日8時間使用すると想定していますが、さらに長時間にわたって加湿器を動かす場合、電気代の差はさらに大きくなります。
スチーム式加湿器の電気代はなぜ高い?

スチーム式加湿器の電気代が高いのは、水を沸騰させて蒸気を発生させる仕組みであるためです。スチーム式加湿器は電気ポットと同じく、ヒーターで水を加熱するため、300〜800Wもの電力を消費します。
一方、水を含んだフィルターに風を当てて加湿する気化式の場合、ファンを回す電力しかかからないため、電気代も低水準です。高周波の振動で水を細かなミストにして放出する超音波式加湿器の消費電力も、20〜40W程度に抑えられています。
電気代だけを比較すると、スチーム式加湿器が劣っているように感じるかもしれません。しかしスチーム式は水を沸騰させるため、雑菌・カビを除菌できることが特徴です。また、もっとも加湿能力に優れる方式でもあるため、性能を重視する方はスチーム式加湿器を選ぶ傾向にあります。
スチーム式加湿器の電気代を節約する方法
構造上、どうしても電気代が高くなりやすいスチーム式加湿器ですが、電気代を節約する方法もいくつか存在します。
スチーム式加湿器の購入を検討している方は、ぜひ下記3つの節約術を意識してみてください。
部屋の湿度に合わせて運転時間を調整する

長時間スチーム式加湿器を運転し続けると、それだけ電気代が多くかかります。スチーム式加湿器は加湿能力に優れるため、必要以上に長時間運転させる必要はありません。適正湿度は40~60%とされているため、50%を超えたら運転を止めてもいいでしょう。部屋の中央付近に、床から30cmほどの高さで加湿器を置けば、比較的短時間で湿度40%以上にまで高められます。
また、タイマー機能を活用して、就寝中や外出時の過剰運転を防ぐことも大切です。不必要に加湿器を運転し続けると、電気代が高くなるだけではなく、結露の原因にもなるため注意してください。
消費電力の低い製品を選ぶ

同じスチーム式加湿器であっても、製品によって消費電力には差があります。電気代を節約したい場合は、なるべく消費電力の低い製品を選ぶことが大切です。対応床面積が広い加湿器ほど消費電力が大きい傾向にあるため、部屋の広さに合った加湿器を選ぶことも意識してみてください。
なお、最近は従来のスチーム式よりも低い温度で蒸気を発生させる、低温スチーム式と呼ばれる加湿器も販売されています。低温スチーム式は消費電力を抑えつつ、従来型のスチーム式と同等の加湿能力を維持し、衛生面にも優れていることが特徴です。電気代を節約したい方は、ぜひ低温スチーム式も選択肢に含めてみてください。
定期的なメンテナンスで加湿性能を保つ

加湿器のメンテナンスを怠ると、消費電力が増え、電気代が高くなってしまうことがあります。たとえばスチーム式加湿器を使っていると、ヒーター部分に水道水のミネラル成分が水垢として付着することがあります。そして水垢が増えると加熱効率が悪化し、同じ量の蒸気を出すために必要な電力が増えてしまうのです。
運転効率を保つためにも、スチーム式加湿器のタンクは定期的に洗浄することをおすすめします。水タンクを綺麗な状態に保つためには、月に1回程度はクエン酸を使って洗浄するのもおすすめです。(水垢はアルカリ性であるため、酸性のクエン酸で掃除します)
スチーム式加湿器を選ぶときに意識すべきポイント
スチーム式加湿器を選ぶときには、消費電力(電気代)以外にもいくつか意識すべきポイントが存在します。
ここからは4つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
加湿能力

加湿器はそれぞれの製品ごとに、加湿能力が異なります。加湿能力とは、1時間あたりに放出できる水分量(cc/h)のことです。加湿能力と、対応する部屋の広さの関係性の目安は、下記の表のとおりです。
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定格加湿能力 (cc/h) |
一戸建て木造住宅 和室 (畳) |
一戸建てプレハブ住宅 洋室 (畳) |
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200 |
3 |
6 |
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250 |
4 |
7 |
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300 |
5 |
8 |
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350 |
6 |
10 |
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400 |
7 |
11 |
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450 |
8.5 |
12 |
部屋の広さに対して加湿能力が低い製品を選んでしまうと、湿度を十分に高められないかもしれません。反対に、過剰な加湿能力の製品は消費電力が大きすぎて、無駄な電気代が生じます。お部屋の広さにあった加湿器を選ぶことは、省エネ(電気代節約)にもつながるため、購入前に必ず確認してみてください。
お手入れのしやすさ

加湿器を長く快適に使うためには、メンテナンス性を意識することも大切です。スチーム式加湿器を選ぶ際は、次のポイントをチェックしてみてください。
● 水タンクの口が広く、手を入れて洗えるか
● 分解して丸洗いできるか
● 分解・組立が簡単か
● 水の通り道が少ないか
少なくともこれらの要件を満たしたスチーム式加湿器を選べば、お手入れに苦労することはないでしょう。お手入れが簡単な加湿器を選べば清潔さを保ちやすく、加湿効率も維持できるため、電気代の節約にもつながります。なお、より衛生面に気を使いたい方は、抗菌・除菌機能が搭載されているスチーム式加湿器を選ぶのもおすすめです。
安全性

高温の蒸気を放出するスチーム式加湿器を購入するからには、安全性も確認すべきでしょう。とくに子どもやペットがいる家庭では、火傷を防ぐ仕組みのある加湿器を選ぶのがおすすめです。たとえば次のような機能が付いているかどうか、確認してみてください。
● チャイルドロック機能
● 転倒時自動停止機能
● 転倒時湯もれ防止機能
● ふたロック機能
● マグネットプラグ(転倒・落下事故の防止)
なお、先述した低温スチーム式加湿器は、そもそも高温の蒸気が放出されないため、より安全性が高いことが特徴です。火傷のリスクを最小限に抑えたい場合こそ、スチーム式加湿器を選んでみてください。
デザイン
リビングや寝室に設置する加湿器だからこそ、インテリアとしてのデザイン性も意識したほうがいいでしょう。とくにスチーム式加湿器は、電気ポットのようなデザインの製品が多いため、お部屋の雰囲気に馴染まないケースもあります。
しかしデザイン性も重視したスチーム式加湿器も、少数ながら販売されているため、ぜひ見た目も判断材料の一つにしてみてください。ただし、お洒落さだけではなく、操作性に優れるかどうかや、給水しやすいかどうかなど、加湿器としての使いやすさをチェックすることも大切です。
電気代が気になる方におすすめのスチーム式加湿器
それでは最後に、電気代が気になる方におすすめのスチーム式加湿器を2つ紹介します。
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39,000円 |
34,000円 |
どちらも低温スチーム式であるため、消費電力を抑えつつ、従来型のスチーム式のメリットも兼ね備えています。それぞれの製品の特徴について、さらに詳しく見ていきましょう。
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube Pro Plus (J60HV)

低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube Pro Plus (J60HV)の消費電力は、加熱・加湿時が170W、一般加湿時が29Wに抑えられています。一般的なスチーム式加湿器の消費電力が300〜800Wであることと比べると、非常に省エネ性能が高いといえるでしょう。しかし加湿量は最大440cc/hと、十分な性能が維持されています。
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型名 |
J60HV |
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運転モード・機能 |
自動モード(湿度維持機能)、安全モード、ヒーターモード 加湿量調整機能、時間予約機能、ナイトモード、自動除菌機能 |
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消費電力(最大) |
一般加湿:29W 加熱・加湿:170W |
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加湿量(最大) |
一般加湿:1段階 150cc/h、 2段階 230cc/h、 3段階 350cc/h 低温スチーム:1段階 170cc/h、 2段階 300cc/h、 3段階 440cc/h |
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運転加湿時間(最大) |
1段:約30時間、 2段:約14時間、 3段:約12時間 |
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水タンク容量 |
4.2L |
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運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
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販売価格 |
39,000円(税込・全国送料無料) |
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube (X50)

低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube (X50)も消費電力が低く抑えられており、加熱・加湿でも100Wしか消費しません。これだけ省エネ性能が高いにもかかわらず、加湿量は最大440cc/hであるため、電気代を節約したい方には非常におすすめです。
先述したJ60HVよりは機能が絞られますが、本体価格がその分リーズナブルであるため、節約と加湿性能の両方を重視する方にも最適です。
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型名 |
X50 |
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運転モード・機能 |
安全モード、ヒーターモード 加湿量調整機能、時間予約機能 |
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消費電力(最大) |
一般加湿:30W 加熱・加湿:100W |
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加湿量(最大) |
一般加湿:1段階 150cc/h、 2段階 230cc/h、 3段階 350cc/h 低温スチーム:1段階 170cc/h、 2段階 300cc/h、 3段階 440cc/h |
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運転加湿時間(最大) |
1段:約30時間、 2段:約14時間、 3段:約12時間 |
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水タンク容量 |
4.2L |
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運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
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販売価格 |
34,000円(税込・全国送料無料) |
まとめ
スチーム式加湿器の消費電力は300〜800Wにもなるため、1日8時間使用したとすると、1か月あたり約2,000〜6,000円程度の電気代がかかります。他の加湿方式と比べると、電気代が高いことは事実です。しかしスチーム式加湿器は加湿能力に優れ、衛生的に使いやすいというメリットがあります。
もし電気代も節約しつつ、スチーム式加湿器の良さも取り入れたい場合は、ぜひCAREPODの低温スチーム式加湿器をお試しください。CAREPODの加湿器は消費電力が抑えられており、なおかつ加湿性能が高いことが特徴です。カビや雑菌の繁殖を抑える構造が採用されているため衛生的に使用でき、なおかつ火傷の心配もないため子どもやペットがいる家庭でも安心です。デザイン性も高く、インテリアとして購入する家庭も多いため、ぜひリビングや寝室用の加湿器として活用してみてください。