乾燥肌はかゆみを引き起こす?!原因やかゆみの対処法を紹介
乾燥肌はかゆみを引き起こすこともあり、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。乾燥するシーズンはとくに症状が現れやすく、「顔が乾燥してかゆい」、「足がかゆい」、「全身の肌がかゆい」と感じる方もいるでしょう。さて、そもそも乾燥肌の原因としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか。
この記事では、身体(皮膚)が乾燥してかゆくなる原因や、対処法について紹介します。
乾燥肌になると、かゆくなる原因
乾燥で肌がかゆく感じる理由としては、「皮膚の角質層のバリア機能の低下」が挙げられます。このバリア機能が低下すると、さまざまな刺激を肌が直接受けることになるため、肌のかゆみが発生します。 「痒み」とは身体の防御反応の一つで、身体に異物が付着したことなどを脳に知らせるために存在します。細胞は「異物が付着した刺激」を感知すると「かゆみ物質」を放出し、それが知覚神経を経て脳が認知することで、かゆみを感じるのです。
肌のバリア機能が正常に機能していれば、肌内部の水分が蒸発することは防がれており、紫外線や花粉など多少の異物(刺激)が肌に触れても痒みを感じることはありません。しかし、あまりにも乾燥するとバリア機能が低下し、「痒み」を知覚する神経が肌の表面近くまで伸びてきます。体が乾燥するとかゆいと感じるのは、「痒み」を知覚する神経が敏感になっているためともいえるでしょう。
そもそも乾燥肌になる原因は?
さて、そもそもどうして乾燥肌になってしまうのでしょうか。原因はさまざまですが、代表例としては次の6つが挙げられます。
・湿度不足による乾燥
・紫外線
・皮膚のターンオーバーの乱れ
・加齢
・スキンケアの影響
・洗いすぎ
湿度が低すぎると、肌の水分が奪われやすくなります。結果として肌のバリア機能が低下し、紫外線などの刺激でもかゆみを感じるのです。また、皮膚のターンオーバーの乱れもかゆみを引き起こします。ターンオーバーとは、皮膚細胞が生まれ変わり、古い角質が剥がれる周期のことです。このサイクルが乱れると肌トラブルが生じやすく、結果として乾燥肌になることがあります。
また、加齢によって身体の水分が失われることや、不適切なスキンケア、身体の洗いすぎなども乾燥肌の原因です。このように乾燥肌の原因は多岐にわたりますが、やはり「皮膚の水分が失われること」が主要因であるため、この点を対策していく必要があります。
乾燥で肌がかゆいときの対処法
乾燥肌のかゆみを和らげるには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。主な対処方法としては、次の4つが挙げられます。
・保湿力の高いスキンケア用品を使う
・かゆみが強いときは冷やす
・市販薬を活用する
・治らない場合は皮膚科を受診する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
保湿力の高いスキンケア用品を使う
肌の潤いが奪われないように、保湿力の高いスキンケア用品(乾燥肌用のスキンケア用品)を使うことは非常におすすめです。 ワセリンやクリーム系のスキンケア用品など、いわゆる「保湿剤」を塗って皮膚を保護しましょう。角質細胞間脂質(肌にある天然の潤い成分)が含まれた保湿剤を使うと、皮膚から水分が奪われることを防げます。(いわゆるセラミド保湿剤のことです)
また、入浴後はとくに乾燥が進みやすいため、ボディクリームを塗っていきます。肌にすり込むように塗りたくなりますが、刺激を与えて逆効果になる可能性もあるため優しくなじませましょう。
かゆみが強いときは冷やす
かゆみが強く我慢できないときは、水や保冷剤で冷やしてみてください。温度を下げると知覚神経の興奮が治まり、かゆみが緩和されます。保冷剤を肌に直接当てると冷やしすぎてしまうため、ハンカチや薄手のタオルに包んでみてください。
市販薬を活用する
直接的な対策としては、「ボディ用の乾燥かゆみケア」、「フェイス用の乾燥痒みケア」などに特化した市販薬を活用があります。通常、乾燥を原因としたかゆみは保湿を続けることで改善されるケースが多いです。しかし保湿したにもかかわらず、掻くことを我慢できないくらい強いかゆみが続く場合は炎症が起きている可能性もあります。そのため、このようなケースでは薬を使って対策をしましょう。
治らない場合は皮膚科を受診する
市販薬を使っても乾燥肌が改善しない場合は、皮膚科を受診したほうがよいでしょう。市販薬を1週間程度使ってもかゆみが改善されなかったり、同じような症状を繰り返したりしている場合には、医師の指示に従って治療するべきです。
乾燥で肌がかゆいときに、やってはいけないこと
乾燥肌対策としてやるべきことがある一方、乾燥で肌がかゆいときに「やってはいけないこと」も存在します。
・掻きむしる
・熱いお湯に長時間浸かる
・刺激の出やすいスキンケア用品を使う
・化繊など刺激の出やすい衣類を着る
それぞれ乾燥肌にどのような悪影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。
掻きむしる
かゆみが強いからといって掻きむしると、皮膚に強い刺激を与えることになります。その結果として炎症が悪化し、さらに強いかゆみを生じるケースは少なくありません。このような負のスパイラルに陥らないためにも、乾燥肌は掻きむしることなく対策する必要があります。
熱いお湯に長時間浸かる
熱いお湯に長時間浸かると、腹の潤いを守る「皮脂膜」、角層内で潤いを守る「細胞間脂質」などが奪われてしまいます。結果として乾燥肌が進行するため、お風呂の温度は40℃以下に設定しましょう。
刺激の出やすいスキンケア用品を使う
スキンケア用品の中には、刺激の強いものもあります。乾燥肌にとって刺激は大敵であるため、刺激の出やすいスキンケア用品は避けましょう。
化繊など刺激の出やすい衣類を着る
肌の潤いが奪われ、「痒み」を知覚する神経が敏感になることが乾燥によるかゆみの原因だと紹介しました。そして、化繊衣類などを着ると敏感になっている神経をより刺激し、かゆみを感じやすくなります。そのため、乾燥肌対策として、化繊など刺激の出やすい衣類は避けたほうがよいでしょう。
肌の乾燥やかゆみを未然に防ぐ方法
乾燥肌トラブルは辛いものです。かゆみを出さないためにも、日ごろから乾燥肌にならないよう対策をしましょう。肌の乾燥やかゆみを未然に防ぐ方法としては、次の3点が挙げられます。
・部屋の湿度を適切に保つ
・紫外線ケアを行う
・睡眠や食生活を見直す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
部屋の湿度を適切に保つ
湿度が低く乾燥した部屋では、当然ながら肌の潤いがどんどん奪われてしまいます。冬や秋はそもそも乾燥したシーズンですが、エアコン暖房を使うとさらに乾燥しやすいため注意しなければなりません。屋外の湿度が高い夏であっても、エアコンを長時間動かしていると室内の湿度は低下してしまいます。
乾燥肌を防ぐには、一年を通して部屋の湿度を適切に保つことが重要です。濡れタオルは洗濯物の室内干しなどの手段もありますが、乾燥肌対策に最適な湿度は60%〜65%と高めの水準であるため、しっかり潤いを供給するためにも加湿器を使用することをおすすめします。
紫外線ケアを行う
紫外線も刺激物の一つです。紫外線を浴びると角層がダメージを受け、肌のバリア機能が低下し、かゆみを生じやすくなります。日焼け止めクリームを塗ることはもちろんですが、帽子や日傘も活用し、肌に紫外線が直接当たらないように注意しましょう。
睡眠や食生活を見直す
ターンオーバーをはじめとする皮膚の健康は、生活習慣に大きく影響を受けます。乾燥肌を含むあらゆる肌トラブルを防ぐためにも、睡眠や食生活を見直し、規則正しい生活を送りましょう。皮膚を正常に保つためには「タンパク質」、「ビタミン」、「ミネラル」などが不可欠ですが、これらの栄養素は足りているでしょうか。主菜・副菜のバランスも、肌目線で考えてみてください。
乾燥肌の予防には加湿器がおすすめ
乾燥肌を防ぐには、室内の湿度を60%〜65%に保つことが求められます。しかし、一年中エアコンを使用する現代社会において、これだけの湿度を保つことは容易ではありません。お部屋の潤いを保ち乾燥肌を予防するためにも、ぜひ加湿器を活用してみてください。そして、乾燥肌対策として加湿器を選ぶなら、「CAREPOD」社の歯科医師が開発した煮沸消毒して有害細菌を殺菌できるステンレス加湿器がおすすめです。
「CAREPOD」の加湿器の特徴
「CAREPOD」の加湿器には、「フローティング技術」というタンク内の水位にあわせて振動子が浮遊し、加湿量を一定にする機能が採用されています。これにより、室内をムラなく一定に加湿できることが特徴です。加湿方式は「超音波式」、「ハイブリッド式」の2種類がラインナップされていますが、どちらも3段階のミスト調節機能がついており、お部屋の状況にあわせて湿度調節できます。
また、「CAREPOD」の加湿器はお手入れしやすいことも特徴です。パーツはステンレス製の「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つだけでフィルターは使われておらず、分解・組立が簡単なため、家事負担を軽減できます。「振動子」以外のパーツについては、食洗機でも洗えます。
さらに、「水タンク」は丸ごと煮沸消毒できることも特徴です。タンク内の雑菌を殺菌できるため、衛生的に使用できます。口が大きなタンクであるため、手を入れて洗うことはもちろん、給水にも便利です。これらの特徴もふまえ、CAREPODの加湿器のラインナップを見ていきましょう。
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28,000円 |
38,000円 |
最初に、「オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)」について紹介します。こちらは超音波を使って加湿する製品で、熱を使わないことが特徴です。噴出されるミストに誤って触れても火傷する心配がないため、子供の乾燥肌対策用に加湿器を探している方にも向いています。加湿量は「190ml/h」、「250ml/h」、「300ml/h」で調整できます。運用床面積は22.68㎡(14畳)と広めであるため、リビング・ダイニングで使用しても湿度をキープしやすいです。
型名 |
MS031S2 |
運転モード |
加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能 時間予約機能 |
消費電力(最大) |
30W |
加湿量(最大) |
1段 190 cc/h、 2段 250 cc/h、 3段 300 cc/h |
運転音(最大) |
35dB |
つづいて、「キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)」について紹介します。こちらは「超音波×低温加熱」と、2つの加湿方式が組み合わされていることが特徴です。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングする仕組みであるため、単純な超音波式よりも加湿能力に優れています。加湿量は一般加湿が「150ml/h」、「230ml/h」、「350ml/h」の3段階、保温加湿が「170ml/h」「300ml/h」「440ml/h」の3段階です。 なお、こちらの製品は熱を使用していますが、放出されるミストは約34℃程度に抑えられているため、やはり火傷の心配はありません。運用床面積は先ほど同様22.68㎡(14畳)と広めで、リビング・ダイニングでも使用できます。
型名 |
X50 |
運転モード |
加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能 時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃) |
消費電力(最大) |
一般加湿:30W 加熱・加湿:100W |
加湿量(最大) |
(一般加湿モード)1段 150cc/h, 2段 230cc/h, 3段 350cc/h (ヒーターモード)1段 170cc/h, 2段 300cc/h, 3段 440cc/h |
運転音(最大) |
35dB |
運転加湿時間(最大) |
30時間 |
運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
まとめ
乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、「痒み」を知覚する神経が肌の表面近くまで伸びてしまい、結果としてかゆみを生じやすくなります。このような乾燥肌由来のかゆみを予防するには肌を保湿することとあわせて、室内の湿度を60%〜65%に保つことが重要です。
CAREPODの加湿器は「超音波式」「ハイブリッド式」の2種類があり、どちらも3段階のミスト調節機能がついています。お部屋の状況にあわせて湿度調節でき、さらにミストが高温ではなく火傷の心配がないことから、子供やペットのいる家庭でも安心して使用できることが特徴です。乾燥肌対策のために加湿器を探している方は、ぜひCAREPODの加湿器を使ってみてください。
▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。
▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。