加湿器の洗浄方法をわかりやすく解説|洗浄頻度の目安も|カルキ汚れの取り方
加湿器からイヤなニオイがしたり、水垢・ぬめりなどの汚れが目立ったりするものの、どのように洗浄すればよいか分からず困っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、加湿器の種類ごとに、正しい洗浄方法を解説します。部品ごとの洗浄頻度も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube Pro Plus (J60HV)
加湿器が汚れる原因
加湿器には、さまざまな要因で汚れが付着します。まず、湿った状態が続く加湿器内部は、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。とくに、水を入れ替えず、継ぎ足して使用している場合、タンク内で雑菌が増殖し、これが「ぬめり」や「イヤなニオイ」の原因となります。
また、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が白く固まり、タンク内や吹出口などに付着することがあります。これが「水垢」です。さらに、室内の空気を取り込む方式の加湿器は、内部やフィルターに「ホコリ」が付着します。このホコリも、カビや雑菌の栄養源となるため注意しなければなりません。
加湿器の汚れを放置するとどうなる?
加湿器の汚れを放置すると、加湿器本体に悪影響を及ぼすだけではなく、健康被害につながることもあります。ここからは、加湿器の汚れが引き起こす代表的なリスクを見ていきましょう。
雑菌が繁殖し健康被害につながる
加湿器内で繁殖した雑菌やカビは、水蒸気とともに室内に放出されます。そして、この汚れた水蒸気を吸い込むと、鼻水・咳・くしゃみなどのアレルギー症状が引き起こされる可能性があるのです。
とくに注意しなければならないのが、加湿器内部で増殖したレジオネラ属菌・カビ菌などが原因となる「加湿器肺炎」です。加湿器内で増えた雑菌による肺炎は数多くの事例があり、免疫力の低い高齢者や乳幼児は重症化するケースもあります。健康被害を防ぐためにも、加湿器は常に清潔に保っておかなければならないのです。
臭いの原因につながる
加湿器内部で増えたカビ・雑菌は、不快な臭いの原因にもなります。とくにタンク内に水を入れたまま放置したり、フィルターの掃除を怠ったりすると、部屋中に異臭が広がってしまうかもしれません。
なお、加湿器から異臭がする場合、すでに加湿器内部でカビ・雑菌が繁殖している可能性が高いです。そのまま使用すると、先述した健康被害につながるため、早めに対処しなければなりません。(しっかりと洗浄すれば、異臭の原因は取り除けます)
加湿機能が低下してしまう
加湿器の汚れを放置すると、加湿器本体の性能にも悪影響が生じます。たとえば気化式加湿器や超音波式加湿器のフィルターに汚れ・水道水のミネラル成分が蓄積して目詰まりすると、加湿量が下がってしまいます。
また、スチーム式加湿器のヒーター部分に水垢が分厚く付着して熱伝導が悪くなると、余計な電力がかかり、電気代が高くなってしまうかもしれません。さらに、加湿器内部の各パーツに水垢が固着すると、運転時に負担がかかり、故障の原因にもなりえます。加湿器の寿命を延ばすためにも、定期的なメンテナンスは欠かせません。
加湿器の正しい洗浄方法
加湿器は加湿方式によって、スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式の4種類に分けられます。それぞれの種類ごとに、正しい洗浄方法を見ていきましょう。
スチーム式の洗浄方法
スチーム式は、ヒーターで水を加熱して沸騰させ、蒸気を放出することで加湿する方式です。加湿時に煮沸されるためカビ・雑菌が比較的繁殖しにくく、なおかつフィルターが使われていないため、掃除の手間はあまりかかりません。
ただし水道水に含まれるミネラル成分が水垢としてタンク内に固着しやすいため、タンク内はしっかり洗浄しましょう。
タンクの水を毎日交換し、その際に水タンクを軽く洗えば、清潔な状態に保てます。1週間〜1か月に1回程度、クエン酸を使って洗浄すると、水垢も簡単に落とせるでしょう。もし本体内部にぬめりが見られる場合は、歯ブラシやスポンジで擦り落とします。
気化式の洗浄方法
気化式は、水を含ませたフィルターに風を当て、水分を気化させることで加湿する方式です。常に水分を含んだ状態となるフィルターが非常に汚れやすく、こまめにお手入れしないと、カビ・雑菌が繁殖してしまう点には注意しなければなりません。週に1回程度はフィルターをすすぎ洗いし、汚れをしっかりと落とします。とくに加湿器から吹き出される風が生臭い場合は、フィルターを重曹水でつけ置きし、汚れのもとを徹底的に除去しましょう。
また、タンクの水も毎日交換し、汚れが溜まらないように気を付けてください。吸気口にもホコリが溜まりやすいため、掃除機で定期的に吸い取ります。
超音波式の洗浄方法
超音波式は、超音波の振動で水を霧状にして、ミストを放出することで加湿します。超音波式は加熱工程がなく、なおかつ水を細かくして放出する特性上、タンク内でカビ・雑菌が繁殖すると、そのまま空気中に放出されてしまいます。そのため、超音波式加湿器を使用する際は、とくに衛生面に注意しなければなりません。
お手入れをする際は、水に触れる部分をすべて分解し、歯ブラシやスポンジを使って汚れやぬめりを除去します。また、超音波振動子に汚れ・水垢が付くと加湿量が低下してしまうため、やわらかいブラシや綿棒などで丁寧に掃除しましょう。なお、超音波式加湿器は、製品によってはクエン酸の使用が推奨されていない場合があります。水垢を除去する際は、必ず取扱説明書を確認してください。
ハイブリッド式の洗浄方法
ハイブリッド式は、複数の加湿方式を組み合わせて加湿します。気化式とヒーターを組み合わせた方式(気化式×加熱式)と、超音波式とヒーターを組み合わせた方式(超音波式×加熱式)が代表的です。
いずれも加熱工程を経るため、カビ・雑菌が比較的繁殖しにくいとされていますが、水垢やぬめりは発生するため、定期的なお手入れが欠かせません。また、フィルターが使用されている製品は、汚れが溜まりやすいため注意してください。週に1回程度はフィルターをすすぎ洗いし、清潔な状態を保ちましょう。超音波式×加熱式の場合は、超音波振動子の汚れもしっかり拭き取ります。
加湿器の洗浄頻度の目安
加湿器にはさまざまなパーツが使われていますが、それぞれお手入れすべき頻度は異なります。ここからは、代表的なパーツの洗浄頻度を見ていきましょう。
タンクの洗浄頻度
水を入れるタンクは雑菌が繁殖しやすく、放置すると水垢も付着してしまうため、毎日の水交換時に軽くすすぎ洗いをしましょう。軽く洗うだけでも、タンク内にぬめりや汚れが付着するのを防げます。さらにカビ・雑菌の繁殖を防ぎたい場合は、水タンクを丸ごと煮沸消毒するのもおすすめです。
また、週に1回程度はクエン酸を使ってしっかりと洗浄すると、水垢を除去できます。加湿器を洗浄するときのクエン酸の濃度は、30〜40℃のぬるま湯1Lに対して、大さじ1杯程度が最適です。なお、CAREPODの製品のように、中性洗剤でこするだけで水垢を落とせる加湿器もあります。
トレー・受け皿の洗浄頻度
加湿器本体の底部に、水が溜まるトレーや受け皿がある製品もあります。もしこれらのパーツがある場合、湿ったまま放置するとカビ・雑菌が増殖してしまうため、毎日水を捨て、乾いた布で拭いておきましょう。
また、これら水に触れるパーツにも、水垢が固着することがあります。拭いても水垢が取れない場合は、バケツや洗面器にクエン酸溶液を作り、30分程度つけ置きしてみてください。クエン酸洗浄の頻度は、週に1回程度がおすすめです。クエン酸でつけ置きした後は、しっかり洗い流してから組み立てましょう。
フィルターの洗浄頻度
加湿器に使われているフィルターは、「気化フィルター」と「脱臭フィルター」の2種類です。気化フィルターは水を含んで常に湿った状態にあり、カビ・雑菌が繁殖しやすいため、週に1回は水ですすいで汚れを落としましょう。また、水垢の蓄積を防ぐためには、月に1回程度はクエン酸溶液でつけ置き洗いをすべきです。
一方、脱臭フィルターは、月に1回程度、掃除機などで軽くホコリを落とせば清潔に保てます。水洗いの可否は製品によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してから洗浄しましょう。なお、いずれのフィルターにも寿命があるため、汚れが落ちない場合は交換してください。
加湿ユニットの洗浄頻度
加湿機能そのものを担う「加湿ユニット」も、週に1回程度はクエン酸を使って洗浄すると、清潔な状態を保てます。30分程度つけ置きすると、ほとんどの水垢を除去できるでしょう。それでも取れない固着した水垢は、2〜4週間ごとに歯ブラシやスポンジで取り除きます。
なお、加湿ユニットは繊細な構造であるケースもあるため、取扱説明書を確認してから掃除してください。また、洗浄後のカビの発生を防ぐために、パーツが完全に乾いてから組み立てることもポイントです。
超音波式の振動子の洗浄頻度
超音波式加湿器の振動子部分も、週に1回程度はクエン酸で優しく洗浄します。振動子はデリケートなパーツのため、強く擦らないよう注意してください。また、2週間に1回程度、白い粉状のミネラル汚れを歯ブラシなどで取り除くと、加湿性能を保てます。
なお、製品によっては、クエン酸の使用・振動子部分のこすり洗いが推奨されていないケースもあるため、取扱説明書を確認してみてください。
加湿器の掃除をする際の注意点
加湿器の掃除に伴い、いくつか意識すべき注意点が存在します。まず、掃除を始める前は必ず運転を停止し、プラグをコンセントから抜いておきましょう。また、パーツによっては水洗い・クエン酸洗浄が推奨されていないこともあるため、取扱説明書を必ず確認してください。
また、硬いスポンジやたわしでこするとパーツの表面に傷がつき、余計に汚れが付着しやすくなってしまいます。拭き掃除をするときは、柔らかい材質の布かスポンジを使いましょう。
CARE PODの加湿器は洗浄が簡単!
ここまでの洗浄方法を読み、意外と手間がかかり面倒だと感じた方もいるのではないでしょうか。そのような方には、洗浄が簡単なCARE PODの加湿器がおすすめです。CARE PODの加湿器は、中性洗剤で食器洗いのように軽く洗浄すれば、清潔な状態を保てます。とくに下記2製品はお手入れが簡単なため、ぜひお試しください。
CAREPODの加湿器なら、食器用洗剤のような中性洗剤で軽く洗えば、簡単に水垢を除去できます。とくに下記2つの製品は、お手入れが簡単です。
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39,000円 |
34,000円 |
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube Pro Plus (J60HV)
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube Pro Plus (J60HV)は、水タンクがステンレス製で、汚れが付着しづらいことが特徴です。また、「自動除菌機能」が付いているため、カビ・雑菌の増殖も防げます。パーツの数が少なく、分解・組立も簡単なため、日々のお手入れも苦になりません。
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型名 |
J60HV |
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運転モード・機能 |
自動モード(湿度維持機能)、安全モード、ヒーターモード 加湿量調整機能、時間予約機能、ナイトモード、自動除菌機能 |
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消費電力(最大) |
一般加湿:29W 加熱・加湿:170W |
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加湿量(最大) |
一般加湿:1段階 150cc/h、 2段階 230cc/h、 3段階 350cc/h 低温スチーム:1段階 170cc/h、 2段階 300cc/h、 3段階 440cc/h |
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運転加湿時間(最大) |
1段:約30時間、 2段:約14時間、 3段:約12時間 |
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水タンク容量 |
4.2L |
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運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
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販売価格 |
39,000円(税込・全国送料無料) |
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube (X50)
低温スチーム式ステンレス加湿器 Cube (X50)も、水に触れる部分はステンレス素材で作られており、汚れや水垢を簡単に取り除けることが特徴です。また、水タンクは簡単に取り外すことができ、丸ごと煮沸消毒できるため、カビ・雑菌の増殖も防げます。お手入れの手間を減らしたい場合こそ、ぜひこちらの加湿器をお試しください。
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型名 |
X50 |
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運転モード・機能 |
安全モード、ヒーターモード 加湿量調整機能、時間予約機能 |
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消費電力(最大) |
一般加湿:30W 加熱・加湿:100W |
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加湿量(最大) |
一般加湿:1段階 150cc/h、 2段階 230cc/h、 3段階 350cc/h 低温スチーム:1段階 170cc/h、 2段階 300cc/h、 3段階 440cc/h |
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運転加湿時間(最大) |
1段:約30時間、 2段:約14時間、 3段:約12時間 |
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水タンク容量 |
4.2L |
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運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
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販売価格 |
34,000円(税込・全国送料無料) |
まとめ
湿った状態で使用する加湿器は、どうしても汚れやすく、清潔な状態を保つためには定期的なお手入れが欠かせません。1週間〜1か月に1回は、クエン酸などを使って入念に掃除し、カビや雑菌の増殖、水垢の固着を防ぎましょう。
なお、クエン酸などによる大掛かりな掃除を面倒に感じる場合は、CAREPODの加湿器のように、中性洗剤で簡単にお手入れできる製品を選ぶのがおすすめです。