リビングにおすすめの加湿器を紹介!選び方のポイントも

リビングにおすすめの加湿器を紹介!選び方のポイントも

家族が揃って過ごすリビングをより快適な空間にするために、加湿器を導入しようと考えている方もいるでしょう。しかし、リビングに加湿器を置く際は、いくつか注意すべきポイントがあることをご存知でしょうか。この記事では、加湿器選びのポイントや置き場所を解説するとともに、おすすめの加湿器を3つ紹介します。リビングにおすすめの加湿器を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

リビングには加湿器の設置がおすすめ!

リビングはエアコンなどが長時間にわたって稼働し、なおかつ空間が広いため、湿度が下がりやすい部屋であるといえます。乾燥したリビングで過ごしていると、風邪になりやすくなったり乾燥肌になったりするため、加湿器を使って適度な湿度を保ったほうがいいでしょう。(最適な湿度は40%~60%といわれています)

リビングの加湿器を選ぶ際のポイント


リビング用の加湿器を選ぶ際は、次の5つのポイントを意識してみてください。

・適用畳数
・加湿能力
・静穏性
・お手入れのしやすさ
・リビングの雰囲気にあうかどうか

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

 

適用畳数を確認する

加湿器は製品ごとに適用畳数(加湿できる範囲)が決まっています。そして、広い部屋で適用畳数が小さな加湿器を使っても、思うように湿度を上げられません。平均的なリビングは14畳~20畳前後と他の部屋と比べて大きいため、適用畳数は必ず確認しましょう。

なお、加湿器の適用畳面積(適用床面積)について、一般社団法人日本電機工業会規格は次のような目安を設けています。

定格加湿能力

 (cc/h)

一戸建木造住宅 和室

一戸建プレハブ住宅 洋室

200

6

3

9

6

250

7

4

11

7

300

8

5

14

8

350

10

6

16

10

400

12

7

18

11

450

14

8.5

20

12

500

15

9

23

14

600

17

10

27

17

700

20

12

32

19

800

22

13.5

37

22

900

25

15

41

25

1000

28

17

46

28

1200

34

20

55

33

1500

42

25

69

42

従来工法で建てられた部屋なら「木造和室」、気密性の高い工法で建てられた部屋や、鉄筋コンクリートのマンションなら「プレハブ洋室」に該当します。これをふまえ、リビングにおすすめの適用畳数について見ていきましょう。

一般的なリビングにおすすめの適用畳数

14畳〜20畳前後の一般的なリビングなら、定格加湿能力600cc/h(木造和室10畳/プレハブ洋室17畳)以上が目安となるでしょう。ただし性能のいい加湿器は、より少ない定格加湿能力で、より広い面積を加湿できることもあります。いずれにしても、最低14畳程度に対応した加湿器を選ぶといいでしょう。

ワイドリビングにおすすめの適用畳数

ワイドリビング、もしくは吹き抜けのあるリビングの場合、より広い適用畳数の加湿器を選ばなくてはなりません。費用は高くなりますが、定格加湿能力1000cc/h(木造和室17畳/プレハブ洋室28畳)以上の製品を選ぶといいでしょう。(ただし、このようなクラスの加湿器は数が限られます)

 

加湿能力の高い加湿器がおすすめ

適用畳数の話と通じるところがありますが、リビングは広く、エアコンや暖房器具などによって乾燥しやすいため、パワーのある加湿器、すなわち加湿能力の高い加湿器がおすすめです。気化式の加湿器は加湿能力が低いため、スチーム式や超音波式、もしくはハイブリッド式を選ぶといいでしょう。

もっとも加湿能力が高いのはスチーム式ですが、運転音が大きく、誤って蒸気に触れると火傷をしてしまう可能性があります。そのため子供やペットも過ごすリビングには、超音波式・ハイブリッド式の加湿器がおすすめです。ただし超音波式・ハイブリッド式は加湿時に煮沸されないため、お手入れを怠ると雑菌が繁殖してしまうことは覚えておきましょう。

静穏性をチェックする

リビングはリラックスする空間であるため、音が小さな加湿器を選んだほうがストレスを感じづらいです。先述した超音波式・ハイブリッド式の加湿器は、静穏性にも優れています。音の大きさはdB(デシベル)と単位で表示されているため、確認してみてください。一般的な会話は60dB程度、ささやき声は30dB程度であるため、運転音が30dB~40dB程度の製品を選ぶといいでしょう。

お手入れのしやすい機種を選ぶ

加湿器は湿った状態で使用するため、カビや雑菌が繁殖しやすいことには留意すべきです。加湿時にカビ・雑菌をばら撒いてしまうとアレルギー症状の原因となり、最悪の場合「加湿器肺炎」と呼ばれる疾患が生じる可能性があるため注意してください。 水タンクの口が大きく、パーツを分解・組立しやすい加湿器がお手入れしやすくおすすめです。また、殺菌性能を重視する場合は、水タンクを丸ごと煮沸できる加湿器を選んでみてください。「黄色ブドウ球菌」「大腸菌」「緑膿菌」などの雑菌も、煮沸することで1分以内に99%も殺菌できるためです。また、加湿器のフィルターはとくに汚れやすいパーツであるため、フィルターフリーの加湿器を選んでもいいでしょう。

リビングの雰囲気にあう加湿器を選ぶ

あまりデザイン性が高くない無骨な加湿器も多いですが、リビングに置くからにはデザインも重視すべきでしょう。近年はシンプルでデザイン性が高く、なおかつ高性能な加湿器も発売されているため、リビングの雰囲気にあう加湿器を選んでみてください。

リビングに加湿器を設置する際の注意点

リビングに加湿器を設置する際は、次の2点にも注意してください。

・内部の汚れや殺菌の発生に注意する
・適切な湿度に保つ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

内部の汚れや雑菌の発生に注意する

内部で雑菌が増えることを防ぐため、加湿器にはカルキ入りの水道水を使用します。しかし水道水にはカルシウム・マグネシウムなどのミネラルも含まれており、これらが「水垢」として蓄積すると加湿能力が下がってしまうため注意しなければなりません。

また、先述したとおり加湿器は湿った状態で使用するため、カビや雑菌が繁殖しやすい家電製品です。リビングに置く加湿器は比較的稼働率が高く、家族全員に影響するものであるため、こまめにお手入れするようにしましょう。

適切な湿度に保つ

湿度が低すぎると風邪・乾燥肌になりやすく問題ですが、反対に湿度が高すぎてもカビが発生しやすく、壁や床が濡れてしまう可能性もあるため注意しなければなりません。あくまでも適切な湿度(40%〜60%)に保つことを心がけてください。

リビングにおすすめの加湿器の設置場所

リビングに加湿器を置く場合、加湿器の効果を最大限に発揮するためにも、次のポイントを意識してみてください。

・暖房器具の風が当たらない位置に置く
・適切な湿度に保つ
・直接床置きしない
・窓際には置かない

それぞれ詳しく解説します。

家電から離れた場所に置く

超音波式・スチーム式の加湿器を電化製品の近くに置くと、水分が多すぎて故障の原因となってしまう可能性があります。トラブルを防ぐためにも、加湿器は家電から離れた場所に置きましょう。

暖房器具の風が当たらない位置に置く

エアコン・暖房器具から出る乾燥した風が加湿器に直接あたると、加湿器のセンサーが「部屋全体が乾燥している」と誤認し、結果として加湿しすぎてしまう可能性があります。そのため加湿器は暖房器具の風が当たらない、部屋の中央付近に置くようにしましょう。

直接床置きしない

加湿器を床に置くと、吹出口付近の気温が低く、すぐに結露してしまうため注意しなければなりません。これは床濡れの原因にもなるため、「高さ70cm以上の台」や「加湿器専用スタンド」を使い、加湿器を床から離して置くようにしましょう。

窓際には置かない

窓際も空気が冷たく、加湿器から出されたミストがすぐに結露してしまうエリアです。窓や壁が濡れることを防ぐためにも、窓際・壁際から離れた位置に置くようにしてみてください。

リビングにおすすめの加湿器2選

それでは最後に、リビングでの使用に適したCAREPOD社の加湿器を2つ紹介します。

 


どちらの加湿器も「内カバー」「水タンク」「振動子」の3パーツのみで構成されており、分解・組立が簡単なため、お手入れがしやすいことが特徴です。
さらにフィルターフリーの構造であるため、雑菌が繁殖してしまう可能性も抑えられます。また、ステンレス製の水タンクは丸ごと煮沸消毒できるため、雑菌を殺菌しやすいこともポイントです。

稼働音も35dB(ささやき声が30dB程度)と非常に小さく抑えられており、さらにシンプルでスタイリッシュなデザインであるため、リビングでの使用には最適だといえるでしょう。それぞれの加湿器ごとの特徴についても、詳しく解説します。

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は歯科医師が開発に携わっている、世界初のステンレス超音波加湿器です。22.68㎡(14畳)まで対応しているため、リビングでの使用にも適しています。

 

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 190cc/h、 2段 250cc/h、 3段 300cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、「超音波×低温加熱」を組み合わせて加湿することが特徴です。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングする仕組みで、最大加湿量は440cc/hにもなります。やはり22.68㎡(14畳)まで対応しているため、リビングでも問題なく使用できるでしょう。

 なお、ハイブリッド式ということで熱を使用しますが、消費エネルギーは最大100Wと低めに抑えられており、電気代を節約しやすいことも特徴です。吹き出されるミストの平均温度も約34℃と低温であるため、子供やペットが過ごすリビングでも安心して使用できます。

 

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W

加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h

保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

38,000円(税込・全国送料無料)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)スタンドセット

ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)には、専用の「スタンド」がセットになった販売価格もあります。ラインナップは「スチール」と「ウッド」の2種類で、どちらもワンランク上のデザインが特徴です。リビングを暖かい雰囲気にしたい場合はウッドを、スタイリッシュな雰囲気にしたい場合はスチールを選ぶといいでしょう。スタンドを使えば吹出口の高さを確保できるため、加湿効率を高められることもポイントです。

種類

専用スチールスタンド

専用ウッドスタンド

大きさ

W53cm × L53cm × H53cm

W38cm × L38cm × H74cm

材質

アルミニウム合金・電気亜鉛メッキ

松の木

重量

2kg

2.5kg

単体価格

7,000円(送料別)

7,000円(送料別)

加湿器とのセット価格

43,000円(加湿器価格込・税込・全国送料無料)

まとめ

リビングは空間が広く、エアコンや暖房器具によって湿度が下がりやすいため、快適に過ごすためには加湿器で湿度を維持しなければなりません。しかしリビングに設置するからには、広い空間を加湿するだけのパワーがあり、なおかつ運転音が静かなだけではなく、デザインが優れた加湿器を選ぶ必要があるでしょう。

また、家族が揃って過ごすリビングで使うからには、加湿器内部を衛生的に保つ必要もあります。安心して使うためには、パーツが分解しやすく煮沸消毒にも対応した加湿器がおすすめです。

CAREPODの加湿器は「超音波式」「ハイブリッド式」の2種類がラインナップされていますが、どちらもお手入れがしやすく、水タンクを丸ごと煮沸消毒することも可能です。運転音も35dBと非常に小さく、デザイン性にも優れているため、リビングに置くには最適でしょう。リビング用の加湿器を探している方は、ぜひCAREPODの製品を使ってみてください。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
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▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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