梅雨の時期に潜む「隠れ乾燥」とは?加湿器でうるおいをキープ

梅雨の時期に潜む「隠れ乾燥」とは?加湿器でうるおいをキープ

梅雨はジメジメした季節であるため、加湿器は要らないと思う方も多いのではないでしょうか。しかし実は、梅雨もエアコンの使用で室内の空気は乾燥しており、加湿器を使わないと肌や喉などに影響が生じることもあるのです。

そこでこの記事では、梅雨の時期に潜む「隠れ乾燥」について詳しく解説します。「隠れ乾燥」の対策に有効な加湿器の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

梅雨の時期に潜む「隠れ乾燥」とは?


梅雨は湿気が多くべたつく季節ですが、それは屋外の話です。そもそも快適に過ごせる湿度は40%〜60%といわれていますが、エアコンを使っている場合、梅雨であっても室内の湿度が40%未満まで乾燥しているケースも珍しくありません。このような乾燥した空間で過ごしていると、次第に肌の潤いが失われ、インナードライ(肌表面はベタついているのに角質層は乾燥している状態)になってしまうこともあります。 このように屋外はジメジメと蒸しているのに、室内はいつの間にか乾燥している状態が「隠れ乾燥」です。そしてインナードライは「隠れ乾燥肌」とも呼ばれています。

隠れ乾燥の原因


梅雨の時期に「隠れ乾燥」になりやすい原因としては、次の3点が挙げられます。

・冷房や除湿器が室内を乾燥させている
・蒸し暑さで汗が出ている
・水分補給を怠ってい

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

冷房や除湿器が室内を乾燥させている

梅雨はジメジメした蒸し暑い季節であるため、不快感を抑えるために冷房や除湿器を使用することもあるでしょう。除湿機を使えば空気中の水分は少なくなりますし、エアコンで温度を下げると空気中の飽和水蒸気量が減少するため、やはり湿度が低下します。結果として湿度が40%未満まで低下し、「隠れ乾燥」の原因となってしまうことがあるのです。

蒸し暑さによる汗にも注意が必要!

蒸し暑い梅雨の時期は、知らず知らずのうちに汗を沢山かいています。この蒸し暑さによる汗にも注意しなければなりません。汗は蒸発時に体の熱を奪い、一時的な涼しさをもたらしますが、同時に体内の水分も失うことになります。そのため肌表面は汗でベタついているにも関わらず、肌内部は乾燥している状態になってしまうのです。

水分補給を怠りやすい時期でもある

梅雨は水分補給を怠りやすい時期であることも知っておきましょう。梅雨は真夏ほど暑くなく、なおかつジメジメしているため、喉の乾きはそれほど感じません。しかし梅雨の時期こそ定期的に水分補給をしないと、蒸し暑さで汗をかいて体内の水分が失われ、慢性的な水分不足になってしまうのです。そして身体全体の水分が減ると、肌も当然乾燥しやすくなってしまいます。

隠れ乾燥が身体にもたらす影響


「隠れ乾燥」が身体にもたらす影響としては、次の2点が挙げられます。

・肌のバリア機能の低下とトラブルの発生
・免疫機能の低下による感染症のリスクが発生

それぞれ詳しく見ていきましょう。

肌のバリア機能の低下とトラブルの発生

健康な肌では「バリア機能」が働いています。これにより外部からの刺激、たとえばアレルゲンや紫外線などの侵入を防ぎ、同時に体内の水分が蒸発するのを防いでいる点が特徴です。しかし「隠れ乾燥」によって肌の水分が失われると、このバリア機能も低下してしまいます。結果として「乾燥肌」「敏感肌」になることや、乾燥による小じわや炎症が発生してしまうこともあるのです。

免疫機能の低下による感染症のリスクが発生

「隠れ乾燥」は肌だけでなく、鼻や喉の粘膜にも悪影響を与えます。実は呼吸器の粘膜にも、体内にウイルスや細菌が侵入するのを防ぐバリア機能が備わっていることをご存知でしょうか。しかし粘膜が乾燥すると、呼吸器のバリア機能が弱まってしまいます。

そのため喉や口内、鼻が乾燥すると、風邪にかかりやすくなってしまうのです。この状態でエアコンの冷たい風を浴び、さらに室内と屋外の温度差が大きい状態が続くと免疫機能が低下し、感染症のリスクが高まります。

隠れ乾燥を予防するおすすめの方法


さまざまな問題の原因となる「隠れ乾燥」の予防方法としては、次の3つが挙げられます。

・加湿器で湿度のコントロールを行う
・汗はこまめに拭き取りをする
・バランスの良い食事を摂る
・十分な睡眠時間を確保する
・適度な水分補給と肌の保湿を行う

それぞれどのような点を意識すべきなのか見ていきましょう。

加湿器で湿度のコントロールを行う

記事前半で紹介したとおり、快適な湿度は40%〜60%といわれていますが、エアコンを使っていると40%を下回ってしまうこともあります。そのため温度と湿度の両方を快適な水準に保つためには、エアコンと加湿器を併用して湿度をコントロールすることが重要です。

なお、エアコンから送られる風は乾燥しているため、エアコンの風が直接あたる場所に加湿器を置くとセンサーが誤作動する可能性があります。そのため加湿器はエアコンの風が直接当たらず、なるべく部屋の真ん中に近い位置に置いてみてください。

汗はこまめに拭き取りをする

汗をそのままにしておくと、蒸発時に肌の水分も奪ってしまいます。また、汗をかくと角質層は水分でふやけた状態になりますが、ここから水分が急速に蒸発すると、角質層のバリア機能が低下してしまう点にも注意しなければなりません。 このような悪影響を防ぐためにも、汗はこまめに拭き取ることが非常に重要です。肌に刺激を与えすぎないよう、ハンカチで優しく押さえるように拭いてみてください。

適度な水分補給と肌の保湿を行う

梅雨は喉の渇きを感じにくい季節ですが、肌の潤いをキープするためにも、意識的に水分補給するようにしましょう。一度に大量に飲むよりは、適量をこまめに飲むほうが効果的です。また、お風呂上りや洗顔後には保湿クリームを塗り、肌の水分が逃げないように工夫してみてください。

梅雨の隠れ乾燥に有効な加湿器の選び方



梅雨の「隠れ乾燥」対策で加湿器を導入する場合は、次の2点を重視してみてください。


・湿度を一定に保つ機能が付いている
・洗いやすく衛生的に保てる

それぞれポイントを詳しく紹介します。

湿度を一定に保つ機能が付いている

室内をムラなく加湿するためには、加湿量を一定にする機能のついた加湿器を選んでみてください。過加湿を防止することで、室内でカビ・雑菌が繁殖してしまうことを防げます。

洗いやすく衛生的に保てる

加湿器内部は湿った状態になるため、カビ・雑菌が繁殖しやすいことは否めません。とくに梅雨の時期はこまめにお手入れする必要があります。あまりにパーツ数が多い加湿器を選ぶと、分解・組立が面倒でお手入れせずに放置してしまうことがあるため、洗いやすい加湿器を選ぶといいでしょう。タンクを丸ごと煮沸消毒できる加湿器なら、より衛生的に使用できます。

梅雨に加湿器を使うときの注意点



梅雨に加湿器を使うときは、まず加湿のしすぎに注意してください。湿度が60%〜70%を超えると窓や壁に結露が発生し、カビやダニが増える原因となります。また、水道水のカルキは半日ほどで抜けてしまい、雑菌が繁殖しやすくなることをご存知でしょうか。加湿器内部を衛生的に保つためにも、タンクの水はカルキが抜ける前に定期的に交換しましょう。

梅雨の隠れ乾燥におすすめの加湿器3選

CAREPOD社はそれぞれ特徴の異なる3種類の加湿器をラインナップしていますが、どれも梅雨の「隠れ乾燥」対策におすすめです。タンク内の水位にあわせて振動子が浮遊することで加湿量を一定にする「フローティング技術」が用いられており、エアコンを使っていても室内をムラなく加湿できます。また、3種類ともお手入れがしやすい構造であるため、カビなどを防ぎやすい点も特徴です。

 

 

それぞれの加湿器の特徴について紹介するため、ぜひいずれかの加湿器を使ってみてください。

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は歯科医師が開発した加湿器で、「内カバー」「水タンク」「振動子」の3パーツのみで構成されています。とくに雑菌が増えやすい「フィルター」は使われておらず、パーツ数も3つだけであるため、非常にお手入れしやすい点が特徴です。

また、ステンレス製の「水タンク」は煮沸に対応しています。大腸菌などの雑菌は、煮沸消毒によって1分以内に99%も殺菌できるといわれています。オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は水タンクを煮沸できるため、加湿器内部での雑菌増殖を抑える効果が期待できる点も強みです。

 

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 190cc/h、 2段 250cc/h、 3段 300cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

28,000円(税込・全国送料無料)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器


キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)も歯科医師が開発した加湿器で、やはり水タンクを煮沸消毒できる衛生的な構造である点が特徴です。また、こちらの加湿器は「超音波×低温加熱」の組み合わせで加湿します。そのため単純な超音波式よりも加湿量が多く、より湿度を保ちやすい点も強みです。

なお、加熱するといってもタンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングする仕組みであるため、吹き出される蒸気は高温にはなりません。火傷の心配がないため、子どもやペットがいる家庭にもおすすめです。

 

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W

加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h

保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

38,000円(税込・全国送料無料)

なお、ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は専用のスタンドセットもラインナップしているため、ぜひ活用してみてください。どちらも洗練されたデザインであるため、インテリアとしてもおすすめです。

種類

専用スチールスタンド

専用ウッドスタンド

大きさ

W53cm × L53cm × H53cm

W38cm × L38cm × H74cm

材質

アルミニウム合金・電気亜鉛メッキ

松の木

重量

2kg

2.5kg

単体価格

7,000円(送料別)

7,000円(送料別)

加湿器とのセット価格

43,000円(加湿器価格込・税込・全国送料無料)

CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器

CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器(MS021P)は肌保湿仕様の加湿器で、直進型加湿により肌に潤いを与えてくれます。こちらはステンレス製ではありませんが、パーツは「水タンク」「振動子」「水タンクカバー」の3つのみで、フィルターも使われていないため、衛生的に保ちやすい点はメリットといえるでしょう。振動子の本体連結コード部分は濡れないように手入れする必要がありますが、水タンクなどは食洗機にも対応しています。とくに乾燥肌を対策したい方は、ぜひビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器を使ってみてください。

 

型名

MS021P

運転モード

加湿量調節機能 

電源ON/OFF機能・水位調節

時間予約機能

消費電力(最大)

25W

加湿量(最大)

1段 120cc/h、 2段 200cc/h、 3段 250cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

27時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

18,000円(税込・全国送料無料)

 

まとめ

梅雨は湿度の高い季節であるものの、エアコンを使っていると室内は想像以上に乾燥していることもあります。「隠れ乾燥」による乾燥肌や体調不良を防ぐためにも、適切に加湿器を使ってみてください。ただし梅雨はカビが発生しやすい季節でもあるため、お手入れのしやすい加湿器を選ぶことが重要です。この記事で紹介した加湿器はいずれもお手入れがしやすく衛生的に使用できるため、ぜひ「隠れ乾燥」対策に活用してみてください。

▼CAREPOD ステンレス超音波加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。




▼CAREPODキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)の詳細については、こちらをご覧ください。



▼CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌加湿器(MS021P)の詳細についてはこちらをご覧ください。