子供がいる家庭におすすめの加湿器を紹介!選ぶ際のポイントも

子供がいる家庭におすすめの加湿器を紹介!選ぶ際のポイントも

子供や赤ちゃんのために、加湿器の購入を検討している方もいるでしょう。この場合、子供と暮らす家庭だからこそ注意しなければならないポイントも少なくありません。この記事では、子供がいる家庭におすすめの加湿器の選び方について詳しく解説します。

 

 

 

子供がいる家庭に加湿器は必要?

そもそも子供がいる家庭に、加湿器は必要なものなのでしょうか。結論としては、次の2つの観点から、加湿器の導入が推奨されます。

・風邪やインフルエンザの予防になる
・肌や喉の乾燥を防げる

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

 

風邪やインフルエンザの予防になる

子供や赤ちゃんが過ごす部屋に加湿器を置くことは、風邪やインフルエンザの予防につながります。風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、湿度40%以下の空間で活発になることが特徴です。

秋・冬など湿度が低くなりやすい季節に何も対策していないと、室内の湿度は簡単に30%台〜20%台にまで下がってしまいます。湿度を40〜60%に保つと、ウイルスの動きを抑制する効果が期待できるため、ぜひ加湿器の導入を検討してみてください。

 

肌や喉の乾燥を防げる

部屋の湿度を適切に保つことで、肌や喉の乾燥を防げることもポイントです。
とくに赤ちゃん・子供の肌はデリケートであるため、室内の潤いを保つことをおすすめします。
また、喉・鼻の粘膜を乾燥から守ることは、風邪予防にも効果的です。

 

 

子供にとって最適な湿度とは?

子供にとって最適な環境には諸説ありますが、室温は20℃〜25℃、湿度は50%〜60%程度が目安とされています。乾燥する季節は簡単に湿度50%〜60%を下回ってしまうため、加湿器を設置して対策していきましょう。

 

子供がいる家庭の加湿器の選び方

いざ加湿器を導入するとしても、さまざまな種類の加湿器が販売されており迷ってしまうかもしれません。

子供がいる家庭であることをふまえると、加湿器を選ぶときは次の5点に着目してみてください。

・加湿方法
・お手入れ方法
・安全機能
・タンクの消毒可否
・電気代

それぞれの選び方について詳しく解説します。

 

加湿方式で選ぶ

加湿方式

特徴

メリット

デメリット

気化式

気化を利用して加湿

噴出口・本体が熱くならない

コスパに優れる

加湿能力は高くない

煮沸しないため手入れが必要

ハイブリッド式

「スチーム式と気化式」「スチーム式と超音波式」など複数の方式を組み合わせている

スチーム式と組み合わせることで加湿スピードが早い

加熱するため製品によっては火傷に注意

超音波式

超音波で水を微粒子にして噴霧

運転音が静か

タンクのこまめなお手入れが必要

スチーム式

水を蒸発させて加湿

煮沸できる

加湿スピードが早い

加熱するため火傷に注意

子供が火傷してしまう危険性を考慮すると、気化式・ハイブリッド式・超音波式の加湿器がおすすめです。ただしスチーム式であっても、設置場所に気を付ければ候補には入れても構いません。

気化式 | 噴出口や本体が熱くならない

気化式の加湿器は、水を含ませたフィルターなどに風を当てて、水を気化させて加湿します。気化する量・スピードには限りがあるため加湿能力は高くありませんが、熱を使わないため噴出口・本体が熱くならないことがポイントです。

気化式の加湿器で火傷することはないため、安全性の観点から見ると魅力的だといえるでしょう。ただし加湿時に煮沸できないため、雑菌が繁殖してしまう可能性は高いです。

安心して使い続けるためには、定期的にお手入れしなければなりません。

ハイブリッド式 | 素早く加湿できる

ハイブリッド式はその名のとおり「複数の加湿方法」を組み合わせた加湿器です。
基本的には「スチーム式(熱利用式)」と「もう一つの加湿方式」を組み合わせています。
主な組み合わせは次の2つです。

・気化式ハイブリッド(熱と気化式の組み合わせ)
・超音波式ハイブリッド(熱と超音波式の組み合わせ)

気化式ハイブリッドはフィルターに温風を当てて加湿する方式で、単なる気化式加湿器よりも加湿スピードが早いことが特徴です。
超音波式ハイブリッドは加熱した水を超音波によって噴霧するタイプで、やはり単なる超音波式より加湿スピードが向上します。

なお、ハイブリッド式は「加熱」する方式のため、火傷には注意してください。
「超音波と低温加熱」のようなハイブリッド式であれば、子供がいても安心して利用できます。

超音波式 | 静穏性に優れている

超音波式はタンク内の水を「超音波」によって振動させ、微粒子(微細な霧)にしてからファンで噴霧する加湿器です。運転中の音がもっとも静かな加湿方式であるため、赤ちゃんがお昼寝しているときでも安心して利用できます。

また、ヒーターで加熱するわけではないため、噴出口・本体も熱くなりません。ただし煮沸できないため、やはり雑菌の繁殖を防ぐためには定期的なお手入れが必要です。

お手入れが簡単なタイプを選ぶと、ストレスなく使用できます。

超音波式 | 静穏性に優れている

超音波式はタンク内の水を「超音波」によって振動させ、微粒子(微細な霧)にしてからファンで噴霧する加湿器です。運転中の音がもっとも静かな加湿方式であるため、赤ちゃんがお昼寝しているときでも安心して利用できます。

また、ヒーターで加熱するわけではないため、噴出口・本体も熱くなりません。ただし煮沸できないため、やはり雑菌の繁殖を防ぐためには定期的なお手入れが必要です。

お手入れが簡単なタイプを選ぶと、ストレスなく使用できます。

スチーム式 | 吹出口の熱さに注意する

スチーム式は水を沸騰させ、蒸気で加湿するタイプです。蒸気を出す特定上もっとも加湿スピードは早く、さらに室温を上げる効果も期待できます。

加湿とあわせて煮沸できるため、雑菌が繁殖しづらいことも特徴です。

ただし吹き出し口が高温になるため、子供の手が届かない安全な場所に置く必要があります。火傷の危険性を鑑みると、子供がいるご家庭では扱いづらいかもしれません。

しかし加湿能力は高いため、設置場所に配慮しつつ利用することも選択肢として覚えておきましょう。

 

 

お手入れがしやすいタイプがおすすめ

加湿器には水を入れるため、当然のことながら部品が湿ります。このため雑菌・カビが発生する可能性は否めません。

また、水を使うだけなら汚れないと思うかもしれませんが、実は水に含まれるミネラル(マグネシウムやカルシウムなど)が残り、日々「水垢」が蓄積されます。

雑菌・カビが増えると子供の健康に悪影響を与えますし、水垢が貯まると加湿能力が落ちてしまいます。そのため加湿器は、定期的にお手入れしなければなりません。

しかし複雑な構造の加湿器だと、うまくお手入れできず汚れが残ってしまったり、お手入れが面倒になり放置してしまったりする可能性もあるでしょう。

そのためパーツが少なく分解しやすい、シンプル構造の加湿器を選ぶことをおすすめします。簡単な構造であれば日々のお手入れも面倒ではなく、こまめに清掃しても苦になりません。

結果として加湿器内部を清潔に保てるため、子供に望ましい環境を保てます。

 

 

安全機能がついたタイプを選ぶ

スチーム式など火傷の心配がある加湿器を使用する場合は、安全機能がついたタイプを選ぶとより安心です。たとえば転倒時の自動オフ機能、チャイルドロックなどの機能を確認してみてください。

 

タンクの消毒が出来るタイプを選ぶ

お手入れの項目でも触れましたが、加湿器を使う限り、カビ・雑菌対策は欠かせません。

水を入れるタンクでカビ・雑菌が繁殖してしまうと、喘息が悪化するケースもあります。そのため、より安心安全な加湿器を求める場合はタンクごと殺菌消毒できるタイプをおすすめします。

たとえばタンクを丸ごと洗浄・煮沸消毒できる加湿器なら、カビ・雑菌を吸い込む可能性を限りなく低い水準に抑えられることがポイントです。

 

電気代もチェックしよう

子供と家にいる時間が長く、夜間はもちろん日中も加湿器を動かし続ける家庭の場合、想定される電気代もチェックしておきましょう。もっとも電気代が安いのは気化式ですが、加湿性能とのバランスをふまえるとハイブリッド式や超音波式がおすすめです。

 

子供がいる家庭で、加湿器を使うときの注意点

ここまで紹介したポイントをふまえ、改めて子供がいる家庭で加湿器を使うときの注意点を解説します。

・火傷や本体の転倒に注意する
・定期的なお手入れで清潔に保つ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

火傷や本体の転倒に注意する

まず何よりも、子供の安全に配慮して加湿器を選びましょう、繰り返しとなりますが、スチーム式加湿器では高温の蒸気が噴霧されるため、吹き出し口に子供が手を伸ばさないよう、置き場所に注意する必要があります。

また、子供がコードにつまずいて本体を倒したり、棚にぶつかって上に置いていた加湿器を落としたり、考えられるトラブル例はさまざまです。このような事故を防ぐためにも、加湿器は子供が過ごすエリアから離れた場所に置くようにしてください。

 

定期的なお手入れで清潔に保つ

子供が清潔な空気の中で生活できるよう、カビ・雑菌が繁殖する前に加湿器をお手入れすることも重要です。週に1回以上の清掃が理想的であるため、やはり分解・組み立てが簡単な加湿器を選ぶことをおすすめします。

 

 

子供がいる家庭におすすめの加湿器2選

最後に、子供がいる家庭におすすめの加湿器を2つ紹介します。

CAREPOD

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)

CAREPOD

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)

28,000円

38,000円

それぞれの特徴は次のとおりです。

 

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は、世界初のステンレス超音波加湿器です。簡単に分離できて洗浄しやすいステンレス水タンクが採用されているため、加湿器を清潔な状態に保てます。

丸ごと洗浄可能で、さらにステンレス素材で作られた、「内カバー」、「水タンク」、「振動子」部分については煮沸消毒にも耐えられるよう設計されているため、安全性を気にする家庭に最適です。
パーツはたったの3つだけであるため、分解・組み立ての負担もありません。食洗機に入れて洗うことも可能です。(振動子部分のみは本体と接続する接触部に水が入らないように手洗いする必要があります)

4Lの大容量タンクが採用されているため、長時間にわたって加湿してくれることもポイントです。(150mL/hで稼働する場合、運転時間は約30時間)

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能
時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 150ml/h、 2段 230ml/h、 3段 300ml/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、超音波と低温加熱のハイブリッド式加湿器です。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングし、噴霧口から出るミストの温度は平均34℃であるため、子供が万が一触ってしまっても火傷する心配がありません。低温加熱の省エネ設計であるため、電気代が増えすぎないこともメリットです。

また、やはり丸ごと洗浄可能なよう設計されており、「ステンレス素材」と「振動子」部分については煮沸消毒にも耐えられるよう設計されているため、カビ・雑菌対策に配慮したい家庭に最適です。

なお、「超音波+低温加熱」のハイブリッド式ということで、加湿スピードが遅いことを懸念する方もいるかもしれません。より早く加熱したい場合には、30℃程度のぬるま湯を入れて稼働させると、比較的スピーディーに加湿できます。

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能
時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W
加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150ml/h、 2段 230ml/h、 3段 300ml/h
保温加湿:1段 170ml/h、 2段 300ml/h、 3段 400ml/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

 

まとめ

子供の健康のためにも、室内の湿度を保つことは非常に重要です。しかし熱い蒸気を散布するとなると、火傷などの事故につながってしまう可能性もあります。気化式であれば火傷の心配はありませんが、加湿スピードが遅く、カビ・雑菌が発生しやすいことが懸念点です。

このような背景をふまえると、子供がいる家庭が加湿器を選ぶ場合は「超音波式」もしくは「ハイブリッド式」を選ぶといいでしょう。カビ・雑菌対策の一環として、お手入れしやすい加湿器を選ぶことも重要です。

CAREPODの加湿器は「超音波加湿器」と「超音波+低温加熱のハイブリッド式」で、どちらも衛生面を考えたステンレス製水タンクを採用しています。更に丸ごと洗浄から殺菌まで水タンク1つで完結し、お手入れしやすい設計になっているため、子育てで忙しい方に最適で、子供がいる家庭に必要な要素を兼ね備えています。子供に安心安全な加湿器を探している方は、ぜひCAREPODの加湿器を選んでみてください。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
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▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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