花粉対策に加湿器が効果的?花粉症の方必見おすすめ加湿器も

花粉対策に加湿器が効果的?花粉症の方必見おすすめ加湿器も

「日本の国民病」といわれるほど花粉症に悩んでいる方が多いことをご存知でしょうか。外出時はまだしも、家の中でまで症状が出ると、QOLが大きく下がってしまいます。「せめて自宅では花粉症に悩まされず快適に過ごしたい」と考えている方も多いでしょう。

実は「加湿器」は、冬場の風邪対策などだけではなく、暖かくなってからの花粉症対策にも効果的です。

この記事では、加湿器が花粉症対策に効果的な理由や、加湿器を使う際の注意点について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

加湿器は花粉症対策に効果がある!


日本人の花粉症患者数は年々増加しているといわれており、とくにスギ花粉症は、1990年代後半から2010年代後半の20年間で2倍近く増えています。そもそも花粉症とは「アレルギー性鼻炎」の一種で、花粉に対して免疫が反応してしまうことによって、鼻水・くしゃみなどが生じるものです。

たとえばスギなどの花粉が鼻から体内に入ると、この花粉を「異物」として認識した免疫機能が「IgE抗体」というものを作り、「肥満細胞」と結合します。そして再び花粉が体内に侵入すると「肥満細胞」からヒスタミンなどの化学物質が出され、これによって花粉を体外に排出しようとしてアレルギー症状が発生するのです。

このような花粉症のメカニズムを考えると、花粉症対策のためには症状が重くなる前から薬を飲むこととあわせて、そもそも花粉を可能な限り体内に入れないようにしなければなりません。それでは、なぜ加湿器は花粉症対策に効果的なのでしょうか。

加湿器が花粉症対策に効果的な理由

加湿器が花粉症対策に効果的な理由としては、次の2点が挙げられます。

・室内に飛散している花粉を落とす
・のどや鼻の粘膜を潤し保護する

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

 

【理由1】室内に飛散している花粉を落とす

花粉症対策のためには「室内に花粉を入れない」ことが求められますが、現実的には帰宅時や換気時に、少なからず花粉が侵入してしまいます。そのため次善の策として、花粉が室内で舞い散らないように注意しなければなりません。ここで役立つのが加湿器です。

加湿器によってお部屋の湿度を上げると、花粉に水分が付着して重くなり、下に落ちやすくなります。こうすることで、体内に侵入する花粉の量を減らせるのです。一般的に、雨の日は花粉症が落ち着くといわれていますが、加湿器を使えばこれと同じ状態を室内で再現できます。なお、床に落ちた花粉が乾くと再び飛散してしまうため、モップなどでこまめに拭き取るようにしてみてください。

 

【理由2】のどや鼻の粘膜を潤し保護する

室内の湿度を保つことで、のどや鼻の粘膜を潤し、身体のバリア機能を保てることも加湿器を使うメリットだといえます。そもそものどや鼻の粘膜には、花粉などの異物が侵入することを防ぐ機能が備わっています。しかし乾燥するとバリア機能が低下し、アレルギー症状が出やすくなってしまうのです。加湿器によって室内の湿度を40%〜60%に保てばバリア機能がしっかりと機能し、花粉の侵入を防いでくれます。

花粉症対策に加湿器を使う際の注意点

花粉症対策に役立つ加湿器ですが、使用時にはいくつか注意すべきポイントも存在します。

・加湿のしすぎに注意する
・定期的なお手入れをおこなう

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

加湿のしすぎに注意する

あまりにも室内の湿度が高すぎると、カビや結露の原因となってしまいます。また、壁や床が濡れてしまう原因にもなるため注意しなければなりません。加湿のしすぎを防ぐためには、加湿量を一定に保てる製品を選ぶことが重要です。加湿器専用スタンドや高さ70cm以上の台を用いて吹出口の位置を高くすると、より床漏れを防ぎやすく、加湿効率も改善されます。

定期的なお手入れをおこなう

加湿器内部は湿った状態になるため、カビ・雑菌が繁殖しやすいことは否めません。お手入れせずに使い続けると雑菌を部屋中に散布することになり、最悪の場合「加湿器肺炎」と呼ばれる肺炎の原因となってしまうため注意してください。定期的なお手入れのポイントとしては、次の4つが挙げられます。

・毎日水は交換する
・タンクは定期的に掃除する
・ほこりは週1回拭き取る
・トレイや気化フィルターは月2回程度洗う

【お手入れポイント1】毎日水は交換する

清潔な水で加湿するためにも、タンク内の水は毎日交換しましょう。また、ミネラルウォーターではなく水道水を使うようにしてください。水道水にはカルキが含まれているため、タンク内で雑菌が増殖することを防いでくれます。ただし残留カルキも半日程度で抜けてしまうため、やはり最低でも1日に1回は水を交換することが重要です。給水口が大きい加湿器を選べば、水の交換も苦になりません。

【お手入れポイント2】タンクは定期的に掃除する

毎日水を交換していたとしても、タンク内には汚れが溜まっていきます。より衛生的に使うためには、タンクも定期的にお手入れしてください。衛生面を考えると、タンクを丸ごと煮沸消毒できる加湿器がもっともおすすめです。(黄色ブドウ球菌・大腸菌・緑膿菌などの雑菌も、煮沸することで1分以内に99%も殺菌できます)

【お手入れポイント3】ほこりは週1回拭き取る 加湿器に溜まったほこりも、週に1回程度は拭き取りましょう。ほこりはカビの餌にもなるため、十分に注意してください。

【お手入れポイント4】トレイや気化フィルターは月2回程度洗う

トレイや気化フィルターはとくに汚れやすい部品です。カビ・雑菌の繁殖を防ぐ観点から考えると、最低でも2週間に1回程度(月2回程度)は洗うようにしてください。なお、トレイや気化フィルターが使われていない加湿器も存在します。お手入れが面倒な場合や、より衛生的に使いたい場合には、フィルターフリーの加湿器を選ぶといいでしょう。

 

花粉症対策に効果的な加湿器の置き場所

加湿器の効果を最大限に発揮するためには、置き場所にも配慮しましょう。次の3つを満たした場所がもっともおすすめです。

・エアコン等の風が当たらない場所に設置する
・高さのある場所に置く
・窓際から離して設置する

なぜこれらの場所が加湿器と相性がいいのか、詳しく紹介します。

エアコン等の風が当たらない場所に設置する

エアコンから出る空気は乾燥しているため、加湿器のセンサーに当たると「部屋全体が乾燥している」と誤認してしまう可能性があります。そのため加湿器に風が直接当たらないようにすることが重要です。エアコンの真下付近は風も当たらず、さらに加湿した空気をエアコンの風に載せて部屋中に循環できるため、おすすめの置き場所だといえます。

高さのある場所に置く

たい空気は床付近に溜まるため、床に近い位置に加湿器を置くと結露が発生しやすくなります。低い位置に置くと床が濡れるだけで湿度は上がらず、さらに滑って転んだり床にカビが生えたりする原因にもなるため注意してください。 このようなトラブルを防ぐためには、加湿器の吹出口が最低でも床面から30cm以上高く、可能なら70cm以上になるようにしましょう。先述したとおり、加湿器専用のスタンドを用いることもおすすめです。

窓際から離して設置する

窓の近くも空気が冷たくなりやすく、結露が発生しやすいため注意してください。壁に近い位置も結露しやすいため、窓・壁から離れた部屋の中央付近に置くのもおすすめです。部屋の中央付近に棚などがない場合は、やはり加湿器専用のスタンドがあるといいでしょう。

花粉症対策に効果的な加湿器2選

それでは最後に、花粉症対策に効果的なCAREPOD社の加湿器を2つ紹介します。


CAREPOD

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)

CAREPOD

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)

28,000円

38,000円

これらは加湿方式が「超音波式」「ハイブリッド式」であるため火傷の心配がなく、子供やペットがいる家庭でも安心して利用できます。また、パーツは「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つのみで、フィルターフリーの構造です。煩わしいフィルター掃除の必要がなく、それぞれのパーツも分解・組立がしやすいため、衛生的に保ちやすいでしょう。給水口が大きいため、毎日の水交換も苦にならず、お手入れも簡単です。 また、CAREPOD社の加湿器の「水タンク」はステンレス製で、丸ごと煮沸消毒できることも特徴です。先述したとおり大腸菌などの雑菌は煮沸消毒によって1分以内に99%も殺菌できるため、殺菌性能の高い加湿器が欲しい方はぜひCAREPOD社の加湿器を選んでみてください。それぞれの加湿器ごとの特徴についても、詳しく解説します。

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は歯科医師が開発した、世界初のステンレス超音波加湿器です。一般的な会話は60dB程度、ささやき声は30dB程度ですが、オリジナルステンレス超音波加湿器の運転音は35dBと非常に小さく抑えられています。リビングや寝室、子供がお昼寝するお部屋など、音が気になるお部屋でも使いやすいでしょう。スチーム式など運転音が大きい加湿器に悩んでいる方は、ぜひ一度お試しください。

 

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 190cc/h、 2段 250cc/h、 3段 300cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、「超音波×低温加熱」のハイブリッド(組み合わせ)で加湿します。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングする仕組みであるため、超音波式よりも加湿能力が高いことが特徴です。熱を使用するものの、消費エネルギーは最大100Wに抑えられているため電気代が高くなってしまう心配もありません。

また、吹き出されるミストの平均温度は約34℃に抑えられているため、誤って触ってしまっても火傷せず安心です。ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)の運転音も35dBに抑えられているため、運転音がストレスになることもないでしょう。

 

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W

加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h

保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

38,000円(税込・全国送料無料)

 

また、ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は専用の「スタンド」が販売されていることも特徴です。ラインナップは「スチール」と「ウッド」の2種類で、どちらもワンランク上のデザインであるため、インテリアとしても使用できます。吹出口の高さを確保し、加湿効率を高めたい方は、ぜひスタンドセットを選んでみてください。

種類

専用スチールスタンド

専用ウッドスタンド

大きさ

W53cm × L53cm × H53cm

W38cm × L38cm × H74cm

材質

アルミニウム合金・電気亜鉛メッキ

松の木

重量

2kg

2.5kg

単体価格

7,000円(送料別)

7,000円(送料別)

加湿器とのセット価格

43,000円(加湿器価格込・税込・全国送料無料)

まとめ

花粉症対策としてもっとも重要なのは、可能な限り体内に身体に入れないことです。そのためには花粉を室内に持ち込まないことが重要ですが、現実的には少なからず花粉は侵入してしまいます。そのため室内で花粉が飛散しないよう、加湿器を使って湿度を高めるようにしてみてください。湿度を高めるとのど・鼻の粘膜のバリア機能も保護されるため、一石二鳥です。

ただし加湿器を適切にお手入れしないと、「加湿器肺炎」などのトラブルが発生する可能性もあります。花粉症を含め、呼吸器系のトラブルを防ぐためには、お手入れのしやすい加湿器を選ぶことが重要です。

CAREPODの加湿器は「超音波式」「ハイブリッド式」の2種類があり、どちらもお手入れしやすいことが特徴です。水タンクを丸ごと煮沸消毒することも可能なため、殺菌性能にも優れています。衛生的な加湿器を選びたい方は、ぜひCAREPODの製品を使ってみてください。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
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▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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