春にも加湿器が必要って本当?その理由を解説

春にも加湿器が必要って本当?その理由を解説

春になると、冬の乾燥対策として使っていた加湿器も「そろそろ必要ないかな?」と考え始める方もいるのではないでしょうか。しかし加湿器は、春になってからも使い続けるのがおすすめです。春はまだまだ空気が乾燥する季節であり、春先の乾燥は体調にも大きく影響する恐れがあります。

今回は、春にも加湿器が必要な理由と、春の加湿器の使い方について 解説します。加湿器を選ぶ際のポイントやおすすめの加湿器も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

春にも加湿器が必要な理由とは?



春もまだまだ加湿器の使用が欠かせません。その理由は以下の3つです。

春先の大気は乾燥しているから

春になると、乾いた空気を持つ移動性の高気圧に覆われます。もともと乾燥した空気に加えて、高気圧によって気温が上昇し、さらに空気がカラカラの状態になります。

冬の冷たい空気はもともと保有できる水分が少ないですが、暖かい空気は水分をたくさん保有できる性質があります。そのため暖かくなるにつれて、より一層空気は乾燥してしまうのです。

花粉やPM2.5対策になるから

春になると、花粉をはじめPM2.5といったアレルギーの原因物質も飛散し始めます。これらの物質が混じった空気を吸い込んだり、肌に付着したりすることで、肌や気管支に悪影響を及ぼすこともあります。

室内に浮遊する花粉やPM2.5は、湿度を上げることで空中に舞うことを抑制できます。そのため花粉やPM2.5が飛散しやすい春にも、乾燥を防ぐために加湿器が必要となります。

季節の変わり目の風邪予防になるから

季節の変わり目は、体調を崩しやすいため注意が必要です。気温や天候が急激に変化することで、身体の調節機能が追いつかず自律神経が乱れやすい状態だからです。自律神経が乱れると、免疫力の低下などが原因で風邪などを引きやすくなってしまいます。

また空気が乾燥している状態は、もともと風邪やインフルエンザにかかりやすい状態です。鼻や口の粘膜には、細菌やウイルスなどの侵入を防御する機能がありますが、空気が乾燥することで粘膜も乾きやすくなり、その防御機能が低下してしまいます。また空気が乾燥していると、細菌やウイルスがすぐに落ちる事なく空気中に浮遊するため、感染しやすい環境なのです。そのため春も加湿器を使って、風邪などの感染症を予防していくことが大切です。

加湿器を選ぶ際のポイント


それでは加湿器を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

加湿器は主に4種類に分けられる

加湿器は、加湿する方法によって大きく4種類に分けられます。それぞれの特徴やメリット・デメリットは以下のとおりです。

加湿方式

特徴

メリット

デメリット

超音波式

水を超音波で微粒子にし空気中に散布して加湿

運転音が静か

電気代が抑えられる

火傷の心配がない

煮沸しないためお手入れが必要

ハイブリッド式

複数の方式を組み合わせて加湿

加湿スピードが早い

運転音が静か

煮沸しないためお手入れが必要

気化式

水を含ませたファンに風を当てて気化させて加湿

電気代が抑えられる

火傷の心配がない

加湿能力は高くない

煮沸しないためお手入れが必要

スチーム式

水を蒸発させて加湿

加湿時に煮沸できる

加湿スピードが早い

火傷の恐れがある

運転音が大きい

 

超音波加湿器

超音波加湿器は、超音波によって水を振動させてミスト状にし、それを噴霧して加湿する方式です。加湿スピードが早いうえに運転音が静かです。ヒーターを使わないため電気代も抑えられ、蒸気の温度も低いため傷の心配もありません。

ただし加湿時に煮沸しないため、衛生的に使い続けるために定期的なお手入れが必要です。

ハイブリッド式加湿器

ハイブリッド式加湿器は、「超音波×熱」や「気化式×熱」などの組み合わせによって加湿する方式です。それぞれの加湿方式に熱を加えることで、よりスピーディーに加湿できるのがメリットです。ただし熱を加えるといっても煮沸させるわけではないため、衛生的に使うために、やはり定期的なお手入れが必要です。

気化式加湿器

気化式加湿器は、水を含ませたフィルターにファンで風を当てて、水分を帰化させて加湿する方式です。ヒーターを使わないため電気代を抑えられる点がメリットですが、加湿能力はあまり高くありません。

またフィルターが常に湿った状態になるため雑菌が繁殖しやすく、お手入れに注意しなければならないタイプです。

スチーム式加湿器

スチーム式加湿器は、水を煮沸することで蒸気を発生させ、加湿する方式です。加湿能力が高いうえに、加湿時に煮沸消毒できて衛生的に使用できる点がメリットです。

ただし、蒸気や吹き出し口が高温となるため、小さな子どもがいる家庭では安全面に気をつけなければなりません。また電気代が高くなりやすく、運転音が大きいこともデメリットです。

お手入れが楽なものがおすすめ

加湿器は内部が湿った状態であるため、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。お手入れを怠ることで、アレルギーの原因物質が空気中に散布されてしまい、アレルギー疾患などを引き起こす恐れもあります。

そのため日々のお手入れが簡単にできるものがおすすめです。給水タンクの口が広いタイプや、パーツの分解・組み立てが簡単なものだと、手入れが行き届きやすいです。

お手入れが面倒な場合は、トレーやフィルターがないタイプもあるため、パーツが少ないものを選ぶとよいでしょう。またタンクなどのパーツを丸ごと煮沸消毒できる加湿器なら、手入れも簡単なうえに衛生的に使用できるので安心です。

付属機能で選ぶ

加湿器に付属している機能は、製品によってさまざまです。よくある機能は以下のとおりです。

・タイマー機能
・加湿量調節機能
・チャイルドロック機能
・アロマディフューザー機能
・エコモード機能

加湿方式など、ある程度候補を絞れたら、気になる付属機能も見てみましょう。

静音性をチェック

加湿器の運転音も確認しておいたほうがよいでしょう。とくに寝室で使う場合や赤ちゃんがいる家庭なら、静かな加湿器がおすすめです。運転音が静かなタイプは、超音波式やハイブリッド式、気化式タイプの加湿器です。

運転音は「30dB~40dB程度」ならそれほど気にならないため、1つの目安にしてください。(一般的な会話は60dB、ささやき声は30dB程度)

省エネ性能で選ぶ

加湿器は長時間使うことになるため、省エネ性能もチェックしておきたいポイントです。省エネ性能をみるには、「消費電力:○W」を確認してください。通常運転なら「30W」程度、加熱運転なら「100W」程度であれば、省エネ性に優れているといえるでしょう。

春に加湿器を使うときの注意点



加湿器を使うときの注意点について紹介します。

加湿のしすぎに気を付ける

室内が乾燥することは防ぎたいですが、加湿のしすぎも避けたいものです。湿度が高くなりすぎると、ダニの活動が活発になったりカビが繁殖しやすくなったりと、さまざまな弊害が生じてしまいます。また、加湿器の周囲が濡れてしまう原因にもなり、注意が必要です。

春は気温の変化も激しいため、湿度の調節が難しくなります。適切な湿度を保てるように、加湿量を調節できる機能が備わっているものがおすすめです。

また加湿器の位置を高くすると床濡れを防げるうえに加湿効率もよくなるため、加湿器専用のスタンドが備わっているタイプも候補に入れてみてください。

定期的なお手入れを行う

加湿器の内部は常に湿った状態になるため、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。そのため加湿器は、定期的なお手入れが欠かせません。加湿器のパーツは製品によって異なりますが、一般的にはタンクやトレー、フィルターなどのパーツが備わっており、それぞれ適切な方法で定期的に掃除します。

とくに春になると気温も上昇するため、カビや雑菌の発生リスクを高める環境となります。上述したようにお手入れが簡単な加湿器を選ぶと、清潔な状態を保ちやすくなるでしょう。

水は毎日取り替える

タンクの水は毎日交換しましょう。そして水道水を使うことがポイントです。カルキが含まれる水道水を使うことで、タンク内の雑菌の繁殖することを防げます。

ただし半日ほどでカルキは抜けてしまうため、毎日水を取り替えることが大切です。タンク内に雑菌が繁殖すると、加湿器の使用によって空気中に雑菌を広めてしまうことになります。

春におすすめの加湿器3選

それでは春におすすめする、CAREPOD社の加湿器を3つ紹介します。

 

 

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は、歯科医師が開発した世界初のステンレス超音波加湿器です。

「内カバー」「水タンク」「振動子」の3パーツのみで構成されており、分解・組立が簡単かつフィルターレスのため、お手入れしやすいことが特徴です。

また水タンクは丸ごと火にかけて煮沸消毒できるため、手間をかけずに殺菌でき、衛生的に使用できることも魅力です。

春は気温が高くなる日も増えるため、加湿器内部の雑菌やカビの繁殖にはとくに注意しなければなりません。このためお手入れがしやすく、衛生的に使用できる「オリジナルステンレス超音波加湿」がおすすめです。

 

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 190cc/h、 2段 250cc/h、 3段 300cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

28,000円(税込・全国送料無料)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、「超音波」「低温加熱」を組み合わせたハイブリット式のステンレス加湿器です。

タンク内で水を加熱するため、超音波式よりも加湿能力が高いことが特徴です。また、一般加湿と保温加湿が切り替えられる仕様になっています。

なお、こちらの製品も、パーツは「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つだけで、水タンクの丸ごと煮沸消毒が可能です。

気温の変化が激しく湿度調整が難しい春は、加湿量をより細かく調節できる「キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器」もおすすめです。

 

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W

加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h

保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

38,000円(税込・全国送料無料)

CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器

ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器(MS021P)は、歯科医師が作った美容加湿器です。肌に密着する「直進型加湿」で素早く水分を補給し、1日中しっかりと肌に潤いを与えます。上記の2モデルよりもコンパクト設計で、デスクの上や洗面台などにも置きやすく、いつでも保湿ケアができるのが魅力です。

また「水タンク」「振動子」「水タンクカバー」の3つのパーツだけで、丸洗いができるので簡単なお手入れで清潔を保てます。

空気の乾燥は、風邪やインフルエンザの感染リスクを高めるだけでなく、肌のうるおいも失われてしまいます。まだまだ乾燥が続く春は、しっかりと肌に潤いを与えてくれる「ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器」がおすすめです。

 

型名

MS021P

運転モード

加湿量調節機能 

電源ON/OFF機能・水位調節

時間予約機能

消費電力(最大)

25W

加湿量(最大)

1段 120cc/h、 2段 200cc/h、 3段 250cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

27時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

18,000円(税込・全国送料無料)

 

まとめ

春もまだまだ乾燥が続くシーズンであるうえに、花粉やPM2.5といったアレルギーの原因物質も飛散し始めます。また季節の変わり目は、風邪などを引きやすい状態です。これらを考慮すると、春になっても加湿器を使用してしっかりと乾燥対策しておく必要があります。

ただし加湿器を清潔に保たなければ、カビ・雑菌などが繁殖する恐れもあり、気温が上昇する春になるにつれて、より一層そのリスクが高まります。そのため加湿器はお手入れがしやすく、衛生的に使用できるものを選ぶことが大切です。

今回紹介したCAREPODが提供する3種類の加湿器は、すべてお手入れがしやすいことが特徴です。春先もしっかりと加湿を行いたいと考える方は、ぜひCAREPODの製品をご検討ください。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
製品の詳細はこちら

▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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