ハウスダスト対策には加湿器がおすすめ!その理由を紹介

ハウスダスト対策には加湿器がおすすめ!その理由を紹介

家の中を舞うハウスダストには、ダニの死骸やカビ、花粉などのさまざまな微粒子が含まれています。吸い込んだり皮膚に付着したりすることで、アレルギー疾患の原因となったり、喘息の症状を悪化させたりと、身体に悪影響を与える恐れがあります。

ハウスダストが溜まらないように、こまめな掃除や外から花粉を持ち込まないことが大切ですが、加湿器を使うことも有効な対策につながります。

この記事ではハウスダストに関する基本的な知識と、ハウスダスト対策に加湿器をおすすめする理由について 解説します。最後におすすめの加湿器も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてださい。

 

 

ハウスダストとは?



ハウスダストとは、家の中のチリやホコリのうち、「1mm以下の目に見えない小さなもの」のことを指します。非常に小さく軽いために、ふわふわと空気中に舞い上がりやすく、人が動くことで家中のあちこちに移動します。

ハウスダストにはダニの死骸やカビ、花粉などのさまざまなアレルギーの原因物質が含まれており、空気を吸い込んだり皮膚についたりすることで、身体に悪影響を及ぼすものです。

ハウスダストに含まれるアレルギー原因物質


ここではハウスダストに含まれる、主なアレルギーの原因物質について解説します。

ダニやダニの死骸・糞

ハウスダストの中でもアレルギーの原因となりやすいのがダニやダニの死骸・糞です。一般的な住宅の中には、ダニが10~20種類ほどが存在するといわれており、中でも「チリダニ類・コナダニ類・ツメダニ類」の数が多く、いずれも体長0.3mm~0.8mmと目には見えないほど非常に小さいのが特徴です。

ダニは高温・多湿の環境を好むため、だんだん暖かくなってくると発生しやすくなり、ダニが増えるにつれてそれらの糞も増えることになります。ダニの寿命は2〜3か月であることから、秋には死骸も増えるため、季節を問わずハウスダストに含まれています。

カビや細菌

家の中に、カビや細菌が発生・繁殖していることもアレルギーの原因となります。カビは高温・多湿の環境を好み、湿度70%以上・温度20〜30℃で繁殖します。また胞子を飛ばすため、空気中に浮遊している恐れがあります。

とくに梅雨から夏にかけてはカビが生えやすい時期ですが、結露が起きやすい冬場も気をつけなければなりません。

毛髪

人の毛髪も、アレルギーの原因物質です。毛髪をはじめフケやアカなどは、ダニのエサになるうえに、カビが繁殖するための養分にもなります。毛髪は人の動く範囲であればどこでも落ちやすく、滞在時間が長いリビングルームや寝室には溜まりやすいため、とくに注意が必要です。

繊維のくず

洋服や寝具などから出る繊維のくずも、ハウスダストに多く含まれています。繊維のくずは、ダニの繁殖場所にもなるなど、その他のアレルギー物質を多数巻き込んでしまいます。ベッド周辺やクローゼットなどに溜まりやすく、次第に大きな綿ボコリへと変化します。

食べかす

食品の食べかすも、ハウスダストのアレルギーの原因となる物質です。食べかすはカビを繁殖させる原因となるうえに、ダニのエサにもなります。そのため食べかすが溜まりやすいカーペットなどには、とくに注意が必要です。

また一般の家に発生する「コナダニ」は、小麦粉などの「粉物」の食品を好みます。開封後に常温保存していると一気に繁殖してしまい、その食品を食べてアレルギー症状を引き起こすこともあります。

花粉やほこり

ハウスダストの中には、外から侵入した花粉やほこりも含まれます。衣類などに付着して室内に持ち込んだり窓から入ったりして、室内を漂っています。花粉が飛散する季節には、とくに注意が必要です。

ハウスダストによる身体への影響は?



ハウスダウトは空気中を浮遊しています。身体にとって異物であるハウスダストを、口や鼻から吸い込んだり皮膚や目に付着したりすることで、アレルギー反応を引き起こしさまざまな不調としてあらわれることがあります。

ハウスダストが引き起こす主なアレルギー疾患


ハウスダストが引き起こすアレルギー疾患には、以下のものがあります。

・アレルギー性鼻炎
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性結膜炎
・気管支喘息

それぞれ詳しく紹介します。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、アレルゲン(アレルギーの原因物質)が鼻粘膜に付着することで免疫機能を刺激し、さまざまな症状が引き起こされる病気です。症状の特徴としては、連続で起こるくしゃみや透明の鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどがあげられます。

ハウスダストが原因で起こるアレルギー性鼻炎は、一年中症状が現れるため「通年性アレルギー鼻炎」と呼ばれます。またスギやヒノキなどの花粉による花粉症も、アレルギー性鼻炎の一つであり「季節性アレルギー性鼻炎」といわれます。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下し、かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。バリア機能とは、外からの異物の侵入や皮膚の乾燥を防ぐ機能のことです。バリア機能が低下していると、ハウスダウトなどの外からの刺激を受けやすい状態となり、かゆみや湿疹を引き起こしてしまうのです。かゆみを我慢できずに掻きむしることで、さらにバリア機能が低下してしまい症状が悪化するという悪循環を招いてしまいます。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、ハウスダストや花粉などのアレルゲンが目に付着して、結膜に炎症を起こす病気です。主な症状は、目の充血やかゆみ、目の異物感、涙が出るなどが挙げられます。

アレルギー性結膜炎も、ハウスダストが主な原因となり、年間を通して症状があらわれる「通年性アレルギー性結膜炎」と、花粉などが主な原因で同じ季節に症状があらわれる「季節性アレルギー性結膜炎」があります。

気管支喘息

気管支喘息とは、気道に慢性的な炎症が起きる病気です。気管支喘息になる原因はさまざまですが、ハウスダストなどのアレルゲンを吸い込むことが刺激となることがあります。アレルゲンなどに反応すると、炎症が悪化して気道が狭くなってしまい、呼吸困難などの症状を起こす恐れがあります。

ハウスダスト対策には加湿器がおすすめ



ハウスダスト対策は、こまめな掃除をして除去することや、花粉などを家に持ち込まないことなどが対策となりますが、加湿器を使うこともおすすめの対策です。

加湿器を使うことで、以下のような効果が期待できます。

・ハウスダストの浮遊を防ぎ吸い込みを減らせる
・アレルギー症状を和らげられる

詳しい理由を解説します。

ハウスダストの浮遊を防ぎ吸い込みを減らせる

加湿器は、ハウスダストを抑制する効果があります。

加湿器で部屋の湿度を上げることで、ハウスダストを含んだホコリなどは水分を含んで重くなるため、空気中に舞いにくくなります。そのため加湿器の使用は、空気中にハウスダストが浮遊することを防いで、体内に吸い込んでしまうリスクを低減できるのです。

ハウスダストを除去するには、こまめな掃除が基本ですが、空気中に舞い散らないように空気の乾燥を防いでおくことも対策につながります。

湿度を保つことでアレルギー症状を和らげられる

適度な湿度を保つことで、アレルギー症状を和らげる効果もあります。空気の湿度が保たれていると、のどや鼻の粘膜が潤い、外からの異物の侵入を防ぐバリア機能が向上します。反対に空気が乾燥していると、バリア機能が低下して粘膜が刺激されやすくなり、炎症を引き起こす原因となってしまいます。

とくに気管支喘息などの疾患がある場合、湿度を保つことで刺激を抑えたり悪化を防いだりする効果もあります。

ハウスダスト対策におすすめの加湿器3選


部屋の湿度を適切にキープすることが、ハウスダスト対策にもつながります。ここではハウスダスト対策におすすめのCAREPOD社の加湿器を3つ紹介します。

 

 

CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は、歯科医師が開発した「煮沸消毒して有害細菌を殺菌できるステンレス加湿器」です。

タンク内の水位にあわせて振動子が浮遊する「フローティング技術」を採用しているため、加湿量を一定にして室内をムラなく加湿します。ハウスダストは室内のあちこちに浮遊するため、常に一定の湿度を保てるこちらの製品がおすすめです。

また使用しているパーツが「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つのみで、分解・組立も簡単なので、お手入れしやすいのが特長です。加湿器はお手入れを怠ることで、アレルギーの原因物質であるカビなどが繁殖する恐れもあるため、清潔に保ちやすい加湿器を選ぶことが重要です。オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)であれば、煮沸消毒も可能なため、アレルギー症状などが心配な方も安心してお使いいただけます。

 

型名

MS031S2

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能

消費電力(最大)

30W

加湿量(最大)

1段 190cc/h、 2段 250cc/h、 3段 300cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

28,000円(税込・全国送料無料)

 

CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、超音波と低温加熱を組み合わせたハイブリッド式の加湿器です。タンク内で水温を約40℃にヒーティングするため、超音波式よりもさらに加湿能力がアップしています。ハウスダストの浮遊を抑制し、体内のバリア機能をアップするためにも、より湿度を保ちやすいこちらの製品がおすすめです。

キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器も「内カバー」「水タンク」「振動子」の3パーツのみで構成されており、水タンクを丸ごと煮沸消毒できます。清潔な使用と高い加湿能力を求める方は、こちらの製品を選んでみてください。

 

型名

X50

運転モード

加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能

時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃)

消費電力(最大)

一般加湿:30W

加熱・加湿:100W

加湿量(最大)

一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h

保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

30時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

38,000円(税込・全国送料無料)

CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器

ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器(MS021P)は、超音波式の加湿器でありながら、直進型加湿で肌の保湿ができる仕様となっています。特許を受けた技術で最適な加湿量をキープできるので、長時間の使用にも適しており、一日中肌をしっとりとさせてくれます。上記の2モデルよりもコンパクトサイズであるため、机の上などに置いて使えることも特長です。

空気が乾燥していると、鼻や喉だけでなくお肌も乾燥してしまいバリア機能が低下する原因となります。ハウスダストに含まれるアレルゲンによって、かゆみや湿疹などにつながる恐れもあります。しっかりと肌まで保湿したいという方は、こちらの製品がおすすめです。

 

型名

MS021P

運転モード

加湿量調節機能 

電源ON/OFF機能・水位調節

時間予約機能

消費電力(最大)

25W

加湿量(最大)

1段 120cc/h、 2段 200cc/h、 3段 250cc/h

運転音(最大)

35dB

運転加湿時間(最大)

27時間

運用床面積

22.68㎡(14畳)

販売価格

18,000円(税込・全国送料無料)

 

まとめ

ハウスダストには、ダニの死骸やカビ、花粉などのさまざまな微粒子が含まれています。吸い込んだり皮膚についたりすることで、アレルギー症状を引き起こすことや、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などの症状を悪化させる恐れがあります。

ハウスダスト対策は、こまめな掃除が対策につながりますが、加湿器を設置して、適切な湿度をキープすることも有効な対策となります。乾燥を防ぐことで、ハウスダストが空気中に舞うことを防ぎ、なおかつ身体のバリア機能も保てる効果があるからです。

しかし加湿器を清潔に保たないと、アレルギーの原因物質であるカビなどが繁殖する恐れもあるため、清潔に保てる加湿器を選ぶことが重要です。

CAREPODが提供している3種類の加湿器は、お手入れがしやすく安心してお使いいただけます。ハウスダスト対策をしたい方をはじめ、アレルギーなどが気になる方は、ぜひCAREPODの製品を使ってみてください。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
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▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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