加湿器が静電気対策に効果的な理由とは?

毎年冬になると、静電気が発生して困ると思っている方もいるのではないでしょうか。実は加湿器を導入すると、静電気を防ぐ効果が期待できます。この記事では加湿器が静電気対策になる理由や、静電気対策におすすめの加湿器を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
静電気が起こる仕組みは?
加湿器が静電気対策に効果的な理由を知るために、まずは静電気が生じる仕組みについて解説します。物体同士が接触して摩擦が生じると、一方の物体が電子を奪ってマイナスに帯電し、もう一方が電子を失ってプラスに帯電します。プラスとマイナスのどちらに帯電するかは、摩擦する物体の組み合わせによって変わりますが、いずれにしても摩擦によって物体に電気が溜まることがポイントです。
そして帯電した状態で金属などに触れると、溜まっていた電気が一気に移動する「放電」が発生します。このときの衝撃が、「静電気で手が痛くなる(バチッとする)」と表現されているのです。乾燥した空間では物体に電気が溜まりやすいため、より静電気が発生しやすいことも知っておきましょう。
静電気対策には、加湿器が効果的

乾燥した空間では物体に電気が溜まりやすく、結果として静電気が発生しやすいという仕組みを鑑みると、静電気対策としてもっとも効果的なのは乾燥を防ぐこと、つまり湿度を適切に保つことだといえるでしょう。
湿度を保つ方法として、濡れタオルを干したり、室内干しをしたり、水を入れたコップを置いたりすることも考えられるかもしれません。しかし、これらの方法で供給できる水分量には限りがあります。常に室内の湿度を適切に保つためには、やはり加湿器を置くことがおすすめです。
加湿器が静電気対策になる理由
水蒸気は電気を逃がす性質があるため、適度な湿度がある環境では物体に電気が溜まりづらく、結果として静電気(急激な放電)を防げます。そのため静電気を対策したい場合は、室内の湿度を40%〜60%程度に保つことがもっとも効果的です。
しかし冬は乾燥する季節であるため、室内の湿度を40%〜60%に保つことは簡単ではありません。濡れタオルを干したりするだけでは、湿度が40%を下回ってしまうこともあるでしょう。そのため静電気対策をするからには、十分な加湿量のある加湿器を置く必要があるのです。
静電気対策におすすめの加湿器
それではここまで紹介したポイントをふまえ、静電気対策におすすめなCAREPOD社の加湿器を3つ紹介します。
28,000円 |
38,000円 (スタンドセットは43,000円) |
18,000円 |
CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器

オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)はステンレス製の加湿器で、タンク内の水位にあわせて振動子が浮遊することで加湿量を一定にする「フローティング技術」が採用されているため、室内をムラなく一定に加湿できます。運用床面積は22.68㎡(14畳)と広いため、リビングやオフィスなどで使えることもポイントです。
また、使用されているパーツが「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つのみで、分解・組立が簡単なため、お手入れしやすいことも強みといえるでしょう。フィルターフリーの構造であるため、煩わしいフィルター掃除も必要ありません。
さらに、こちらの製品は歯科医師が開発した「煮沸消毒して有害細菌を殺菌できる加湿器」であることも特徴です。ステンレス製の水タンクは丸ごと煮沸消毒することができるため、非常に衛生的に使用できます。(黄色ブドウ球菌・大腸菌・緑膿菌などの有害細菌は、煮沸することで1分以内に99%も殺菌できるといわれています)加湿器の衛生面にも配慮したい方は、ぜひこちらの製品をお試しください。
型名 |
MS031S2 |
運転モード |
加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能 時間予約機能 |
消費電力(最大) |
30W |
加湿量(最大) |
1段 190cc/h、 2段 250cc/h、 3段 300cc/h |
運転音(最大) |
35dB |
運転加湿時間(最大) |
30時間 |
運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
販売価格 |
28,000円(税込・全国送料無料) |
CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器
キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)も「フローティング技術」が採用されており、ムラなく加湿できることが特徴です。また、「内カバー」「水タンク」「振動子」の3パーツのみで構成されており、さらに水タンクは煮沸消毒も可能なため、非常に衛生的に使えます。
これらのポイントとあわせて、こちらの製品は「超音波」と「低温加熱」を組み合わせて加湿することも強みです。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングする仕組みであるため、より効率的に室内を加湿できます。熱を使用するといっても消費電力は低く抑えられており、電気代が高騰してしまう心配はありません。また、噴霧されるミストは約34℃と低く設計されているため、子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。衛生面とあわせて加湿効率・省エネ性なども重視したい方は、ぜひこちらの製品をお試しください。
型名 |
X50 |
運転モード |
加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能 時間予約機能・ヒーター機能(水温MAX40℃) |
消費電力(最大) |
一般加湿:30W 加熱・加湿:100W |
加湿量(最大) |
一般加湿:1段 150cc/h、 2段 230cc/h、 3段 350cc/h 保温加湿:1段 170cc/h、 2段 300cc/h、 3段 440cc/h |
運転音(最大) |
35dB |
運転加湿時間(最大) |
30時間 |
運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
販売価格 |
38,000円(税込・全国送料無料) |
CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器
CAREPOD ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器(MS021P)も超音波式の加湿器ですが、こちらは直進型加湿によって肌を一日中しっとりとさせてくれる「肌保湿仕様」であることが特徴です。
実は乾燥肌の人は電気を帯電しやすく、より静電気が発生しやすいといわれています。そのため乾燥肌を防ぐことも、静電気を対策する方法の一つです。ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器(MS021P)を使えば、室内を加湿しつつ肌を保湿する効果も期待できるため、静電気を二重に防げます。
また、こちらの製品は机などの上に置きやすいコンパクトサイズであるため、子供部屋の勉強机・オフィスの机などに置きやすいことも利点です。自分のすぐ側に加湿器を置いておきたいという方は、こちらの製品を選んでみてください。
なお、ビューティーモイスチャーライザー肌保湿加湿器(MS021P)もパーツ数は「水タンク」「振動子」「水タンクカバー」と少なく、お手入れしやすい製品です。また、PSE認証も取得済みであるため、安心してご利用いただけます。
型名 |
MS021P |
運転モード |
加湿量調節機能 電源ON/OFF機能・水位調節 時間予約機能 |
消費電力(最大) |
25W |
加湿量(最大) |
1段 120cc/h、 2段 200cc/h、 3段 250cc/h |
運転音(最大) |
35dB |
運転加湿時間(最大) |
27時間 |
運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
販売価格 |
18,000円(税込・全国送料無料) |
他にもある!静電気対策8つ
加湿器を導入する方法以外に、次のようなことでも静電気を対策できます。
・手の保湿を行う
・化繊素材の衣類を避ける
・衣類の組み合わせに気を付ける
・身体や手を洗いすぎない
・熱すぎる湯船に浸かるのを避ける
・衣類の静電気除去グッズを活用する
・柔軟剤を使用する
・金属に触る前に放電する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
手の保湿を行う
手を保湿することも、乾燥肌対策として非常におすすめです。そもそも静電気に悩む人もいれば、あまり静電気を気にしたことがない人もいます。このような違いが生じる主な原因の一つが、肌の潤いです。
健康な肌には水分が蓄えられており、この水分を通じて電気が徐々に放電されています。そのため急激な放電(いわゆる静電気)によって痛みを感じることがあまりないのです。一方で乾燥肌の方は肌の水分量が少なく放電されないため、先述したとおり電気を帯電しやすく、結果として金属などを触ると急激に放電してしまいます。
そのため静電気を防ぐためには、保湿クリームや乳液などで肌を潤し、常に放電するような体質にすることが重要です。手・首などの外気に触れる部分はもちろん、服に隠れる部分もしっかりと保湿すれば、静電気が発生しづらい体質になります。
化繊素材の衣類を避ける
化学繊維は吸湿性が低く、電気を逃しづらい素材です。そのため帯電しやすく、静電気が発生しやすくなってしまいます。そのため静電気に悩んでいる方は、なるべく化繊素材の衣類を避けましょう。
また、化繊素材は肌への刺激になるため、乾燥肌の原因にもなりえます。乾燥肌も静電気の一因であるため、やはり化繊素材の衣類は避けたほうが無難です。
衣類の組み合わせに気を付ける
特定の素材の衣類を避けるだけではなく、衣類の組み合わせに気を付けることも重要です。実は素材によって、プラスとマイナスのどちらに帯電しやすいかは異なります。
衣類ごとの性質(上に記載した素材ほど帯電しやすい)
プラスに帯電しやすい |
マイナスに帯電しやすい |
ナイロン ウール レーヨン 絹 |
アクリル ポリエステル アセテート 麻 綿 |
麻・綿・絹などは帯電しづらいため、たとえ擦れ合っても静電気が発生しづらいことが特徴です。一方でプラスに帯電しやすい「ウール」「ナイロン」などと、マイナスに帯電しやすい「ポリエステル」を重ね着すると、静電気が発生しやすくなってしまいます。
そのため静電気に悩んでいる方は、電気的性質が似ている素材を組み合わせてコーディネートしてみてください。たとえば「ポリエステル×綿」や「ウール×ウール」などの組み合わせなら、比較的静電気が発生しづらいでしょう。
身体や手を洗いすぎない
身体や手を洗いすぎると皮脂膜を落としてしまい、肌が乾燥しやすくなってしまいます。汚れが溜まりやすい部分以外は毎日石鹸をつけて洗わずとも問題なく、シャワーで洗い流すだけでも清潔に保てるため、あまり神経質に洗いすぎないよう注意してみてください。
熱すぎる湯船に浸かるのを避ける
熱すぎる湯船に浸かるのも、皮脂膜やセラミドといった肌を保護する成分を溶かすことにつながり、乾燥肌の原因となります。湯船の温度は40℃程度を目安とし、長時間浸かることは避けましょう。
衣類の静電気除去グッズを活用する
帯電防止スプレーなど衣類の静電気を除去するグッズが販売されていますが、これらを使うこともおすすめです。静電気を逃がすシート・キーホルダーなども販売されているため、外出時に試してみてもいいでしょう。
柔軟剤を使用する
柔軟剤を使うと、繊維同士の摩擦が和らぎ、静電気が発生しづらくなります。そのため日々の洗濯で柔軟剤を使うことも静電気対策としておすすめです。自宅で洗濯できない衣類は、静電気防止加工に対応しているクリーニング店を頼ってもいいでしょう。
金属に触る前に放電する
物理的な対策として、金属に触る前に放電することも試してみてください。たとえばドアノブなどに触る前に、木材やコンクリートなど水分を含んだ素材に触ると、手から放電されて静電気を防ぐ効果が期待できます。ドアの隣にある壁を触るだけでも、静電気が発生する可能性を大きく下げられるため、ぜひ意識してみてください。
まとめ
静電気を防ぐためにできることは多岐にわたりますが、もっとも基本的な対策が「室内の湿度を40%〜60%に保つこと」です。湿度を適切に保てば、室内の物体が過剰に帯電してしまうことはもちろん、乾燥肌も防げます。結果として静電気の生じづらい環境を作れるため、ぜひ試してみてください。
CAREPODが提供している3種類の加湿器は、いずれも静電気対策としておすすめです。パーツ数が少ないため、日々のお手入れも苦になりません。水タンクが煮沸消毒に対応している製品は有害細菌を殺菌できるため、より衛生的に使用しやすいのも魅力です。静電気対策用の加湿器を探している方は、ぜひCAREPODの製品を使ってみてください。
▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。
▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。