花粉症に加湿器は効果ある?使うポイントも紹介

花粉症に加湿器は効果ある?使うポイントも紹介

花粉症の対策として、加湿器を購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

加湿器は部屋を加湿して湿度を保ってくれるアイテムですが、実は花粉症対策としても活躍します。

とくに花粉の飛散が多い春先には、くしゃみや鼻水などのつらいアレルギー症状に悩まされますよね。

どんなに気をつけていても花粉は室内に侵入してしまうため、家の中での花粉対策として加湿器はおすすめです。

この記事では、花粉症対策になぜ加湿器が有効なのか、加湿器と空気清浄機ではどちらがよいのかなどを詳しく解説していきます。

花粉症対策におすすめの加湿器もご紹介しているので、つらい花粉症に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

「花粉症対策におすすめの加湿器」をすぐに知りたい方はこちら

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花粉症に加湿器が効果的な理由

加湿器で部屋の湿度を保つことは、花粉症の対策として有効です。加湿することで、花粉が舞うのを防いだり体の機能を正常に保てるからです。

反対に空気が乾燥している状態では、花粉が舞ったりアレルギー症状が出やすくなります。

加湿することによる効果について、詳しく見ていきましょう。

 

花粉が舞うのを防ぐ

加湿器を使って空気中の水分量を増やすことで、花粉が舞うのを抑制できます。 湿度が増すと花粉粒子が水分を含んで重くなるため、花粉が飛散しづらくなるからです。

空気中を舞う花粉が減ることで目や口、鼻に花粉が入るリスクが軽減し、花粉症の症状が緩和します。

雨の日は花粉症の症状が少し楽になり、カラっと晴れた日ほど症状がひどくなるのもこのためです。

加湿器で部屋の湿度を適切に保てば、空気が乾燥しているときよりも花粉症の症状は抑えられるでしょう。

 

粘膜のバリア機能を整える

適切な湿度は鼻や目の粘膜を保護し、外部からの刺激に対する抵抗力を高めます。乾燥した空気は粘膜のバリア機能を弱らせ、花粉を含む異物が体内に侵入しやすくなるのです。

鼻やのどの粘膜には、外部から入ってくるウイルスや花粉などを防ぐための機能があります。粘膜には繊毛と呼ばれる細かい毛があり、この繊毛が異物を排除する役割を持っています。

しかし、空気が乾燥していると繊毛の活動が鈍くなるため、花粉などの異物を外に排出できなくなりアレルギーの症状が起きるのです。

加湿器を使用することで粘膜が潤い、異物を排除するバリア機能の働きが正しく整います。

粘膜が健康な状態を保つことは、花粉だけでなくその他のアレルゲンや病原体から身をまもるためにも大切です。

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加湿器と空気清浄機どっちを使うべき?

部屋の花粉症対策を考えたときに、まず空気清浄機を思い浮かべる方も多いでしょう。

空気清浄機も花粉症対策として有効ですが、加湿器とは求められる効果に違いがあるため、一概にどちらが優れているとは言えません。

それぞれの効果や用途を考慮して選びましょう。

 

加湿器と空気清浄機の違い

加湿器は湿度を調整する機器であり、空気を潤して適切な湿度を保つのが主な目的です。

一方、空気清浄機は空気中の花粉、ホコリ、ペットの毛、煙草の煙などの粒子を物理的に除去するのが目的の機器です。

 

求める機能によってそれぞれ単体で使うのがおすすめ

加湿器と空気清浄機はどちらも花粉症対策に役立ちます。それぞれ効果が違うので、加湿をしたいなら加湿器、空気をきれいにしたいなら空気清浄機と、求める機能に合ったほうを使いましょう。

加湿機能と空気清浄機能の両方を備えた一体型の製品もあります。

しかし単体の製品と比べると、機能が弱かったりメンテナンスがしづらかったりする場合もあるので、一体型よりもそれぞれ別で揃えるのがおすすめです。

ただし、空気清浄機は超音波加湿器のミストを汚染物質と認識してしまう可能性があります。また、加湿器の水分で空気清浄機のフィルターにカビが発生する恐れもあります。

そのため、加湿器と空気清浄機を同時に稼働するのはおすすめしません。同時に使用する場合は、それぞれを離れた場所に置いて使用しましょう。

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花粉症対策で加湿器を使うときのポイント

花粉症対策で加湿器を使うときは、いくつか気を付けるポイントがあります。加湿のし過ぎやメンテナンスを怠ると、健康被害などのトラブルにつながりかねません。

 

加湿のし過ぎによるカビやダニの発生に注意

加湿器を使用するときは、加湿のし過ぎによるトラブルに注意が必要です。 理想的な湿度は40~60%とされており、60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなります。

カビやダニは高温多湿を好むため、加湿をし過ぎると繁殖力が強くなり活動が活発になります。壁の内部や天井裏など、見えないところで増殖している場合も。

空気中に広がったカビの胞子は、アレルギーの原因になります。また、ダニによるアレルゲン物質も喘息やアレルギー性鼻炎などの症状を引き起こす原因です。

カビやダニによる健康被害を防ぐためにも、適切な気温、湿度になるようコントロールする必要があります。

 

こまめに手入れ、掃除をして清潔に保つ

加湿器を清潔に保つには、定期的に手入れをする必要があります。

手入れを怠ると、レジオネラ菌などの細菌が繁殖したり、水垢によってフィルターが詰まったりするなどの問題が発生します。

加湿器のタイプによって手入れの頻度や方法は変わりますが、フィルターや水タンク、トレー、吹き出し口などを清潔に保ちましょう。

トレーやフィルターなどは月1回程度、水洗いします。水タンクは水を入れ替える際に、振り洗いをしておきましょう。

匂いや汚れが気になる場合は、クエン酸水や加湿器用の洗剤を使うのもおすすめです。

ホコリや水垢が貯まる吹き出し口や細部の汚れは、柔らかい布で拭いたり綿棒を使って掃除しましょう。

「加湿器のお手入れ方法」について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

➤ 加湿器はお手入れ簡単なものがいい!タイプ別のお手入れ方法を解説

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花粉症対策に効果的な加湿器の置き場所

花粉症対策で加湿器を使うとき、置く場所も考えなければいけません。部屋の中で加湿器を置くのに適した場所と適さない場所があるからです。

置く場所を間違えると加湿器の効果が半減してしまったり、センサーの誤認識によって適切な湿度を保てなかったりする場合があります。

 

エアコンの風で加湿した空気を拡散できる場所に置く

加湿器はエアコンと一緒に使う場合が多いため、エアコンとの位置関係も考慮しましょう。

加湿した空気を部屋全体に行き渡らせるためには、エアコンの風が加湿器から出る蒸気を拡散してくれる場所に加湿器を置きましょう。

基本的には、加湿器を部屋の中心に置くのがよいとされていますが、エアコンの吸入口の近くに置くのもおすすめです。加湿した空気をエアコンが吸い込んで部屋全体に放出してくれます。

ただし湿度センサーが付いているエアコンの場合、湿度を誤って認識する可能性があるので注意が必要です。

 

エアコンやヒーターが加湿器本体に当たらないようにする

エアコンの風で加湿した空気を拡散したい場合でも、加湿機本体にはエアコンの風が当たらないように注意しましょう。

加湿器には温度や湿度センサーが付いているものがあり、エアコンの風が直接当たると誤って認識してしまう可能性があります。

適切な設定で稼働させるためには、エアコンの温風や乾燥した空気が加湿機本体に当たらない場所に加湿器を置きましょう。

 

床の上や窓際に置かない

床の上や窓際などは温度が低い場所なので、加湿器を置くのには適していません。

窓際は部屋の中でもとくに温度が低い場所です。加湿器から出る水蒸気が冷やされて窓に結露が発生し、カビや雑菌の発生を招く可能性があります。

また、温かい空気は上に流れる性質があるため、床の近くは温度が低くなりやすい場所です。温度が低いと湿度は高く検出されるため、すでに加湿できている状態だと認識されてしまう可能性があります。

加湿器は通気性が良く、一定の温度が保たれる場所に設置するのが効果的です。

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花粉症対策に向いている加湿器のタイプ

加湿器は加湿方式によって4つのタイプに分かれます。それぞれ特徴が異なるので、用途や好み、手入れのしやすさなどによって選びましょう。

 

気化式加湿器

気化式加湿器は、自然蒸発を利用して加湿するタイプです。水を含んだフィルターに風を当て、気化した水蒸気で加湿をします。

気化した水の粒子は小さいので、雑菌の放出が抑えられる点がメリット。ただし加湿力は高くないため、広い部屋の加湿にはあまり向いていません。

気化式は過熱をしないため吹き出し口が熱くなることはありません。子どもがいる家庭でも安心して使えるというメリットがある反面、冬場は寒さを感じる可能性もあります。

気化式の加湿器は風が発生しづらく花粉が舞わないので、花粉症対策におすすめのタイプです。

 

スチーム式加湿器

スチーム式加湿器は、水を沸騰させて蒸気を発生させることで室内を加湿します。スチーム式は過熱をすることで殺菌できるため、とくに衛生的に使えるタイプです。

大量の蒸気で加湿するので加湿力が高く、広い部屋で使う場合に適しています。また、加熱した温かい空気が放出されるので、寒い日でも使いやすいです。

加湿が始まれば一気に素早く加湿できますが、水が沸騰するまでには少し時間がかかります。

また、高温の蒸気を使用するため、小さな子どもやペットがいる家庭での使用は注意が必要です。

 

超音波式加湿器

超音波式加湿器は、超音波振動により水を微細なミストにして空気中に放出するタイプです。

ヒーターがない分、消費電力が少ないので電気代が抑えられます。また、サイズも小さめなので、コンパクトでおしゃれな製品が多いのも特徴。

超音波式は、タンクの中で雑菌が繁殖するとミストで拡散されてしまうため、こまめな手入れが必須というデメリットがあります。

そのため、水タンクにカビや雑菌が繁殖しにくい材質でお手入れが簡単な製品を選ぶといいでしょう。

稼働音は非常に静かなため、ペットや小さな子どもがいる家庭におすすめです。

 

ハイブリッド式加湿器

ハイブリッド式加湿器は、複数の方式を組み合わせたタイプです。それぞれの特徴を兼ね備えてデメリットを補いあっています。

たとえばスチーム式と気化式を組み合わせたタイプだと、通常の気化式よりも加湿力がアップし広範囲を加湿できます。

超音波式とスチーム式を組み合わせたタイプであれば、加熱するので雑菌が発生しづらく、通常の超音波式よりもパワフルに加湿ができます。

本体価格や電気代は少し高くなりますが、それぞれのタイプのいいとこどりをして効率よく加湿できるのがハイブリッド式です。

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花粉症対策におすすめの加湿器

ここまで解説してきた内容を踏まえて、花粉症対策におすすめの加湿器を2つご紹介します。

 

CAREPOD ステンレス超音波加湿器

「CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器」は、医師が開発した世界初のステンレス超音波加湿器です。

耐久性の高いステンレスで作られた水タンクは、そのままコンロにかけて煮沸消毒が可能。カビが発生しづらく、さらに丸ごと洗浄で清潔に保てるので、衛生面が気になる方やそれに伴うアレルギーなどが心配な方にもおすすめです。

3つのパーツで構成されたシンプルな構造なので、掃除や手入れが簡単にできるのもポイントです。

また、加湿機本体のデザインもシンプルなので、どんな部屋に置いても雰囲気を邪魔しません。

▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
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CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器

「CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器」は、超音波式と加熱式のハイブリッドタイプです。

加熱式の方式で水を温めますが、加熱温度は40℃、出てくるミストは34℃程度と、低温なのが特徴。子どもやペットがいる家庭でも安心して使える加湿器です。

こちらもステンレス製の水タンクなので、煮沸消毒や丸ごと洗浄ができて清潔に保てます。

また、給水するときはタンクを外して水を汲んでも、そのままにして直接注いでもどちらでも可能なので、使い勝手もよく便利です。

シンプルな構造で組み立ても分解も簡単です。毎日の手入れがしやすいので、無理なく使い続けられますね。

▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。

Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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加湿器で環境を整えて花粉症対策をしよう

加湿器を使って湿度を適切に保つことは、花粉症対策として有効な手段です。

加湿した空気によって花粉の飛散を防いだり、鼻や口の粘膜を保護してくれるため、つらい花粉症の症状を抑える効果が期待できます。

花粉症対策には、花粉が舞いづらいタイプや手入れが簡単で衛生的に使えるものがおすすめです。

加湿器で部屋の湿度を適切にコントロールして、花粉症の症状が少しでも楽になる環境を作りましょう。

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Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
Carepodステンレス超音波加湿器(MS031S2)
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Carepodキューブハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)
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