子供部屋に最適な加湿器とは?選び方やおすすめ商品2選紹介
子供の健康に配慮し、子供部屋に加湿器を設置しようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。たしかに加湿器には子供の健康を守る効果が期待できますが、子供部屋に置くからには注意すべきポイントも存在します。
この記事では子供部屋に最適な加湿器の選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
子供部屋に加湿器は必要?
「そもそも子供部屋に加湿器は必要なのか」と思う方もいるかもしれません。しかし子供部屋は、子供が長時間を過ごすお部屋です。小学生にもなれば子供部屋で過ごすことが多くなるでしょうし、高校受験・大学受験のための勉強も、子供部屋ですることが多いでしょう。
そして子供部屋はお風呂やキッチンから離れていることも多く、どうしても乾燥しやすい傾向にあります。適切とされている湿度40%〜60%を維持するためにも、加湿器は不可欠なのです。
子供部屋に加湿器を設置するメリット
さて、子供部屋に加湿器を設置するメリットとしては、次の4点が挙げられます。
● 喉・肌の乾燥を防ぎ、潤いを保てる
● 感染症の予防になる
● 喘息やアレルギー症状を軽減する
● 適度な湿度に保てるため快適に過ごせる
これらに魅力を感じる方は、ぜひ加湿器を設置してみてください。それぞれ詳しく解説します。
喉・肌の乾燥を防ぎ、潤いを保てる
お部屋の湿度が高くなれば、喉・肌の乾燥を防げます。たとえば、「喉のイガイガ」などが気になる場合は湿度を60%に保つといいでしょう。また、思春期の子供が「乾燥肌が気になる」などというような場合は、湿度60%〜65%程度に保つと対策できます。
感染症の予防になる
お部屋の湿度を適切に保つことは、感染症の予防にも効果的です。たとえば、室内の湿度を50%〜60%に保持すると、インフルエンザにかかりにくくなるといわれています。特に受験を控えた子供がいる場合は、加湿器で湿度をキープしましょう。
喘息やアレルギー症状を軽減する
加湿器を適切に使うと、喘息やアレルギー症状を軽減する効果も期待できます。実は乾燥した空気を吸うと、気道の粘膜が刺激され咳が出やすくなってしまうことをご存知でしょうか。湿度を40%〜60%に維持すれば、粘膜への刺激を抑えられます。
適度な湿度に保てるため快適に過ごせる
そもそも室内が乾燥していると喉・肌の調子も悪くなり、咳っぽくもなるため、快適とはいえません。子供部屋の湿度を適切に保ち、リラックスできる空間にするためにも、やはり加湿器を設置したほうがよいでしょう。
子供部屋に加湿器を設置するときの注意点
メリットも多い加湿器ですが、子供部屋に設置する場合には次の3点に注意してください。
● カビやタンク内の汚れに気をつける
● 本体の転倒や落下に気をつける
● 吹き出し口の火傷に気をつける
それぞれ詳しく解説します。
カビやタンク内の汚れに気をつける
加湿器内部はどうしても湿った状態になるため、カビ・雑菌が繁殖してしまうことがあります。汚れたまま使用するとカビ・雑菌を室内に撒くことになるため、定期的なお手入れは欠かさず行いましょう。清潔に保ちやすい加湿器を選ぶと、日々のお手入れも苦になりません。
本体の転倒や落下に気をつける
小学生未満の子供の場合、お部屋で活発に動くこともあるでしょう。そのため、本体の転倒・落下にも注意してください。子供が手の届かない位置に置くといいでしょう。
吹き出し口の火傷に気をつける
加湿器の中には、水を沸騰させた蒸気で加湿するタイプも存在します。このような加湿器から噴出される蒸気は非常に高温で、誤って触れると火傷をすることもあるため注意してください。安全性を重視する場合は、吹き出し口が熱くならないタイプの加湿器を選びましょう。
子供部屋の加湿器の選び方
ここまで紹介した内容をふまえ、子供部屋に設置する加湿器をどう選べばいいのか、いくつかポイントを紹介します。
加湿方法で選ぶ
一口に加湿器といっても、その加湿方法は次の4つに分けられます。
加湿方式 |
ハイブリッド式 |
超音波式 |
気化式 |
スチーム式 |
特徴 |
複数の方式を組み合わせている |
超音波で水を微粒子にする |
気化を利用する |
水を沸騰させる |
メリット |
加湿性能に優れ、音も静か |
運転音が静か |
電気をほぼ使わない |
加湿能力は高い |
デメリット |
煮沸しないため衛生面に注意 |
煮沸しないため衛生面に注意 |
加湿能力が高くない 煮沸しないため衛生面に注意 |
火傷の危険がある 電気代が高い |
「スチーム式」は火傷の危険があるため、子供部屋への設置は向いていません。また、「気化式」は加湿能力が高くないため、思ったように湿度を上げられないことがあります。これらの点をふまえると、「ハイブリッド式」、「超音波式」のいずれかを選ぶといいでしょう。
静穏性で選ぶ
加湿器の中には、運転音が大きい製品も存在します。あまりにも運転音が大きいと勉強の妨げになることもあるため、子供部屋に置くからには静かな加湿器を選ぶべきでしょう。「ハイブリッド式」、「超音波式」、「気化式」は、比較的運転音が小さいです。
部屋のサイズにあわせて選ぶ
価格だけを見て加湿器を購入すると、加湿性能が弱く、室内を十分に加湿できないことがあります。室内の湿度を適切にキープするためにも、子供部屋のサイズにあった加湿器を選びましょう。購入する前に、「運用床面積」を確認してみてください。
安全性の高いものを選ぶ
子供部屋に置くとなると、やはり安全性の高い加湿器を選ぶべきでしょう。もっとも注意しなければならないのは「火傷」であるため、スチーム式以外の加湿器を選ぶべきです。ハイブリッド式加湿器の中でも、水を40℃程度に温めて散布するタイプの製品なら、安全性と加湿性能の両方に期待できます。
清潔に保てる加湿器を選ぶ
加湿器を手入れせずに使い続けると部屋中にカビ・雑菌が撒かれ、アレルギーの原因となることもあります。せっかく設置した加湿器が原因で体調を崩さないように、清潔に保てる加湿器を選ぶことが重要です。 また、加湿器の「フィルター」は湿った状態になる特性上、カビ・雑菌が発生しやすいといわれています。衛生面に配慮したい方は、フィルターが使われていない「フィルターフリー」の加湿器を選ぶとよいでしょう。
子供部屋におすすめの加湿器とは?
子供部屋におすすめの加湿器は、次の2点を両方満たした製品です。
● タンクの雑菌が除去できる
● 吹き出し口が熱くならない
それぞれ詳しく解説します。
タンクの雑菌が除去できる加湿器
タンク内で雑菌が増殖すると、「加湿器肺炎」、「レジオネラ症」にかかってしまうことがあります。小さな子供の粘膜は特に敏感であるため、タンク内の雑菌をしっかり殺菌できる加湿器を選ぶとよいでしょう。タンクごと煮沸消毒できる製品だと安心です。
吹き出し口が熱くならない加湿器
加湿器から霧が出ていると、子供はどうしても触れたくなってしまいます。もし触っても火傷しないように、最初から吹き出し口が熱くならない加湿器を選んだほうが安心です。
子供部屋におすすめの加湿器2選
それでは最後に、ここまで紹介したポイントをふまえ、子供部屋におすすめの加湿器を2つ紹介します。
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|
28,000円 |
38,000円 |
どちらの加湿器も火傷の心配がなく、なおかつ水タンクを丸ごと煮沸消毒できます。そして、ここまで紹介した子供部屋に設置するときに配慮しなければならないポイントを満たしていることが特徴です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
CAREPOD オリジナルステンレス超音波加湿器
オリジナルステンレス超音波加湿器(MS031S2)は歯科医師が開発した、煮沸消毒して有害細菌を殺菌できる世界初のステンレス超音波加湿器です。「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つのパーツのうち、「内カバー」「水タンク」がそれぞれステンレスで作られていることが特徴で、簡単に分離して洗浄できます。
とくに「ステンレス水タンク」は、タンクごと煮沸消毒することも可能です。タンクを煮沸消毒すると、「黄色ブドウ球菌」、「大腸菌」、「緑膿菌」などの雑菌は1分以内に99%も殺菌できるといわれています。子供のために加湿器を清潔に保ちたいという家庭には、こちらのオリジナルステンレス超音波加湿器のようにタンクごと煮沸できる加湿器がおすすめです。さらにフィルターフリーの設計であるため、より衛生的に使用できます。
また、超音波式の加湿器であるため、吹き出し口が熱くなることもありません。そのため、小さな子供がいる場合でも安心して使用できます。さらに、運転音が35dBに抑えられていることもポイントです。一般的な会話が60dB程度、ささやき声が30dB程度であることと比べると、その静かさが分かります。赤ちゃんがお昼寝するお部屋で使っても、加湿器の運転音で起きてしまうことはないでしょう。
型名 |
MS031S2 |
運転モード |
加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能 |
消費電力(最大) |
30W |
加湿量(最大) |
1段 150ml/h、 2段 230ml/h、 3段 300ml/h |
運転音(最大) |
35dB |
運転加湿時間(最大) |
30時間 |
運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
CAREPOD キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器
キューブ ハイブリッド式ステンレス加湿器(X50)は、「超音波×低温加熱」のハイブリッド式加湿器です。タンク内で加熱板が水温約40℃にヒーティングし、散布する霧の平均温度も約34℃と低く保たれているため、子供が触れても火傷する心配はありません。超音波式と比べると加湿性能に優れるため、子供の安全を守りつつ、なおかつ湿度もしっかり維持したい方にはおすすめです。
また、こちらも「内カバー」「水タンク」「振動子」の3つのパーツから構成されており、分解・組立も簡単であるため、日々のお手入れも苦になりません。もちろん、水タンクを丸ごと煮沸消毒することも可能です。また、食洗器も使用できます。(振動子については本体接触部に水が入らないよう、「下の丸い部分」と「棒の部分」だけ手洗いで洗浄する必要があります)
また、こちらもフィルターフリーであるため、雑菌が繁殖する可能性を抑えられます。運転音もやはり最大35dBと低く抑えられているため、お昼寝中の使用はもちろん、勉強中に使ってもストレスは感じないでしょう。
型名 |
X50 |
運転モード |
加湿量調節機能 ・電源ON/OFF機能 |
消費電力(最大) |
一般加湿:30W |
加湿量(最大) |
一般加湿:1段 150ml/h、 2段 230ml/h、 3段 300ml/h |
運転音(最大) |
35dB |
運転加湿時間(最大) |
30時間 |
運用床面積 |
22.68㎡(14畳) |
ハイブリッド式ステンレス加湿器は「加湿器単体」だけではなく、「スタンドセット」も販売されています。スタンドは、「スチール」と「ウッド」の2種類です。
種類 |
専用スチールスタンド |
専用ウッドスタンド |
大きさ |
W53cm × L53cm × H53cm |
W38cm × L38cm × H74cm |
材質 |
アルミニウム合金・電気亜鉛メッキ |
松の木 |
重量 |
2kg |
2.5kg |
セット価格 |
43,000円(加湿器価格込・税込・全国送料無料) |
まとめ
子供の健康を守るために、加湿器を導入することは非常に有効です。しかし、子供部屋に置く以上、子供の安全にも配慮しなければなりません。衛生面にも安全面にも配慮し、お手入れがしやすく、なおかつ吹き出し口が熱くならないタイプの加湿器を選ぶとよいでしょう。
この記事で紹介したCAREPODの加湿器は「超音波式」「ハイブリッド式」ともにステンレス製で、水タンクを丸ごと煮沸消毒することが可能です。双方ともに吹き出し口が熱くならないため、小さな子供が過ごす部屋に置いても火傷の心配がありません。子供部屋に置く加湿器を探している方は、ぜひCAREPODの加湿器を使ってみてください。
▼「Carepodオリジナル」ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。
▼「Carepodキューブ」ハイブリッド式ステンレス加湿器の詳細については、こちらをご覧ください。